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還暦異聞 すまアート

少納言よ、光朗々なりのユキは如何ならん、、、

ほんまに隈(くま)がすまった話やで、、、
💧紫式部『源氏物語』ふき須磨しところう、
  谷崎潤一郎『文章読本』中公文庫、昭和六十年二月十日十九版、五十三頁
 ⋯かの須磨は、昔こそひとのすみかなどもありけれ、今はいと里ばなれ、心すごくて、海人の家だに希になむと聞き給えど、人しげく、ひたたけたらむ住ひは、いと本意なかるべし。さりとて都を遠ざからむも、古里覚束なかるべきを、
人わろくぞ思し乱るゝ。よろづの事、きし方行末思ひつゞけ給ふに、悲しき事いとさま\“( ̄∇ ̄)/なり          、、、吉祥左天で沙扇ラテアート
💎アーサー・ウエーレー Auhur David Waley 『The tale of Genji』Sumaing…
  谷崎潤一郎『文章読本』中公文庫、昭和六十年二月十日十九版、五十四頁
⋯There was Suma. It might not be such a bad price to choose. There had ineed once been some houses there. but it was no a long way to the nearest the village and the coast wore a very desert aspect. Apart from a few Fisherman’s huts there was a not anywhere a sign of life. This did not matter, for thickly populated, noisy place was not at all what he wanted; but even Suma was terribly long way from the Capital, and the prospect of being separated from all the thoses all these whose society he like the best was not at all inviting. His life hitherto has been one long series of disasters. As for the future, it did not bear thinking of!、、、御上例ですから我々の国の文学者は、
         ユトリロのある言葉をつかいんぐ、、、
💦紫式部『源氏物語』須磨つた所、
  與謝野晶子訳、三笠文庫、與謝野晶子訳、初版本、第三巻八十六頁
⋯源氏が隠栖の地に擬してゐる須磨といふ所は、昔は相當に家などもあつたが、近頃は寂れて人口も希薄になり、魚夫の住んでゐる數もわずかであると源氏は聞いてゐたが、田舎といつても人の多い所で、引き締まりない隠栖になつてしまっては厭であるし、さうかといつて、京に餘り遠くては、人には云へぬ事であるが夫人のことが氣懸りでならないであらうし、煩悶した結果須磨へ行こうと決心した。この際は源氏の心に上がつて來くる過去も未来も皆悲しかつた
           、、、琵つ琶 無伴奏聖楽風琴のためのソナタ變ピ長調

O matre pulchra filia pulchrior 
美しい母の、さらに美しいむす
まだニャン
🐧

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