世界最高の話し方を読んで
大阪で生まれ育った影響もあり、「お喋りが上手い=面白い話ができる」と定義されていた。
しかし、一般的に話すということに面白さは重要ではない。(ユーモアはあった方が良いが)
話すことが上手ければ、もっと自分の伝えたいことが伝わるのでないか。
プレゼン力が上がれば夢や希望も叶うのではないかと思い、本著を手にした。
【口は一つで、耳は二つ】
コミュニケーションの本を読むとよく目にする言葉かもしれない。
口よりも耳の方が数が多いのだから、相手の話をよく聞きなさいという意味の例えで用いられるのだが、円滑なコミュニケーションにはまずは相手の話を聞くことが重要になってくる。
しかしここで、新たな問題が登場する。
「何を話していいかわからない...」問題だ。
初対面の相手だと共通の話題があるわけではないし、探りさぐりの感じや沈黙に耐えられなかったり。
本著では雑談力の上達方法として、6つの「ど」力として紹介されている。
【6つの「ど」力】
①What どう、どんな
「どんな理由でそうなったの?」
「どんな〇〇が好きですか?」
②Who どの(人)、どんな
「将来はどんな人になりたいですか?」
「どの芸能人が好きですか?」
③When どんな時、どのタイミング
「どのタイミングがいいでしょうか?」
「どんな時心が落ち着きますか?」
④Where どこに、どこで
「どこに行きたい?」
「どこの出身ですか?」
⑤Which どれ、どっち、
「犬、猫どっち派ですか?」
「どの国に行きたいですか?」
⑥Howどうやって、どうしたら
「最近、調子はどうですか?」
「どうしたらいいと思う?」
これらを意識して会話に望めば話すことは必然的に生まれる。
実際、会話に困った時に意識的に使ってみたが、非常に効果的で雑談をスムーズに行うことができた。
あとは相手の回答を拾って、話を広げたり、共通項を見つけたりすれば良い。
まだまだ実践の数は多くないので継続して意識していきたい。
【自信は「自信があるフリ」から生まれる】
自信などというものは、思い込みでしかない。
コミュニケーションにおいて大切なのは「自信」だ。
内容が纏まってなかろうが自信を持って話すことができれば良い。
自信があるフリをするために、本を読み知識を入れ実践する。
小さな成功体験を積み重ねることが自信に繋がるのだから。
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