円山応挙の「松に孔雀図」
もうやってないですが💦
素晴らしい内容でした!
ポスターの「松に孔雀図」がエントランスに展示してあり、展示室に入った途端、円山応挙の描くしなやかで力強い枝振り、鋭くて優美な孔雀の姿態に、心を奪われます。
素晴らしすぎて思い出しても泣きそう。国宝じゃなくて重要文化財でいいのか?
長谷川等伯の松林図屏風以来の衝撃でした。(もっとも、あっちは霧の中に吸い込まれそうになるのでまた種類は違いますが。)
最初のインパクトが強すぎて、他の作品が霞んでしまった気もします。それで最後にもう一回松に孔雀図を見たんですが、、、
やはり視界に入った瞬間に、胸にジュワッと熱い感情が込み上げてくるので、やはりあの作品の持つ力はすごい。
PCの画像ではあの、孔雀の鋭いまなざしが、羽根の隅々までみなぎる生命力が、全く伝わらなくて残念です。
円山応挙は貴族好みの優美な作品とコロコロの子犬のイメージでしたが、自分の中で完全に塗り変わりました。
機会があれば、是非ご自身の目で、実物を!