VRC向け家具モデル「PalmLight」のデザインを行った経験の覚書まとめ
こんにちは。M-tea VRC家具工房として活動しているM-teaです。
数日前にはじめてVRChatの世界を体験して、誰とでも気軽にコミュニケーションが発生していた古のネトゲのようなその世界に魅了され自分もこの世界で物作りをしてみたい!と思ってしまいました。
そしてこの度「PalmLight」というVRChat向けのインテリアアイテムをBoothでリリースさせていただきました。
この間2週間弱です。
思い立ったが即行動で作っちゃいました。
なのでその経験を元とした覚書となります。
はじめに
私はもともとデザイン・3Dモデリングの経験があり、主にRhinocerosというモデリングソフトを使用していました。
しかし3Dモデル自体のダウンロード販売は今回が初めての経験で、しかもゲームであるVRChat向けに3Dモデルを作ったのもはじめてでした。
はじめて尽くしのことで困ったことも多く、常にWebの様々な記事やChatGPTに頼りながらなんとか発売までこぎつけました。
(ことあるごとに分からない!→調べる!を繰返していた為、毎日作業が終わる頃にはWebブラウザのタブが20くらいになってました...。)
そんなこんなでモデルデータが出来上がってからUnityPackage化まで1週間近くかかった作業なのですが、理解してしまえばとても単純な作業しかなく、慣れれば1日でUnityPackage化して販売できそうでした。
なので、今回困ったことの解決方法と効率の良い作業工程の覚書もかねて今回一つの記事にまとめておきたいと思いました。
というのも、VRChat向けのモデルデータ作成についての記事はWeb上にとても多く存在しているのですが、そのほとんどがアバター制作やワールド作成を題材としている記事なんですね。
ワールド作成記事のほとんどがモデルデータはBoothから無料のものをDLすることを前提にお話されていたりします。
という訳で、インテリアアイテムなどのオブジェクト作成について焦点を当てた記事がとても少なく、私自身全然見つけられなくて困ったので、「じゃあ私が書いて残しておこう」ということです。
あとRhinocerosでモデリングしてBlenderにっていう手法を取る記事自体がそもそも希少ですし。
普通ならBlenderでモデリングしてしまった方が簡潔ですからね。そんな奇特な人が世の中には私以外にも…いるかも…?
なのでこれからVRChat向けにインテリアアイテムを作ろう!と思ってる方への一助となれれば幸いです。
はじめは1つの記事にまとめて公開しようと考えていたのですが、思っていたよりも長い記事になりそうだったので、1テーマごとに記事にすることとしました。
下記に各ページへのリンクを追加していくこととします。