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【メンバー限定】ジャズnote

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◾️主に以下の内容を発信します。 ・ジャズピアノ学習の具体的な体験談 ・Xで反響の大きかった内容の追加情報 ・ブログ「Cakewalkが弾きたくて」の補足 ・炎上しそうなテーマへの…
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記事一覧

「バター・ノートを弾くな」はハンコックの聞き間違いだった?

ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)がマイルス・デイヴィス(Miles Davis)から「バター・ノートを弾くな」と言われたのがきっかけで、自身のプレイスタイルを見出したのは有名な話。 それに関連して、ハービーの自伝に興味深いエピソードがありました。

下手そうで、実は上手い:演奏のギャップに驚く

所作で演奏レベルを予測できる楽器が上達してくると、「ああ、この人はかなり弾けるな」と感じさせる他人の所作に気づいてくるようになります。 例えば、

男のくせにピアノ笑:楽器とジェンダーバイアス

このポストに1万件以上のいいねがつき、引用リポストは500件を超えました。 最初にお伝えしておきますが、私自身がピアノとジェンダーバイアスの関係について否定的な感情はありません。 男性がピアノを弾くことに違和感を持つ人もいれば、持たない人もいるし、むしろ肯定的な人もいます。考え方は個人の自由で、その是非を議論する必要はないと思います。 その前提で、今回の記事では特に「男だからという理由で、ピアノを弾く(習う)ことをからかわれるのが辛くてピアノを辞めた」という声に焦点を当

ピアノが長続きする理由は「自己決定感」にあり?

私は小学校5年生までクラシックピアノを習っていました。でもいつから習っていたかは記憶がなく、気づいたら習わされていたという感覚です。 特に楽しかった記憶もありません。当時は「辞めたい」と親に何度も懇願してすっぱり辞めました。 大人(大学生)になり、ジャズに出会ったことがきっかけでピアノを再開したのですが、これが楽しくて仕方なく、幸い社会人になってからも続けています。 小学校の時は嫌だったのに、大人になってから好きになるのは何故だろう?と理由を考えてみました。