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【12月4日ワールドミッションレポート:🇺🇸米国「暴動からリバイバルへ」】

今から4年前の2020年という年は本当に色々なことが起きた。特に米国が震源地になる出来事が多く、記憶にとどめている者も少なくないだろう。パンデミックには始まり、波乱含みの大統領選挙は、2020年では決着が着かず、翌年にもつれ込んだことも異例だった。

中でも5月にミネアポリスで起きたジョージ・フロイドの死亡事件は、全国的な抗議デモとなり、MLB(ブラック・ライブズ・マター)運動は各地で暴動にまで発展して大荒れに荒れた。その影響は米国のみにとどまらず海外にも及んだ。


この時、チャールズ・カルクによって始められたクリスチャン・ムーブメントの「暴動からリバイバルへ」は、福音のメッセージの力によって人々の心を癒すためにケノーシャの街頭で行われた。このケノーシャは、ジョージ・フロイドの死亡事件からわずか3ヶ月の8月23日、ウィスコンシン州ケノーシャで、警察たちによる黒人男性ジェイコブ・ブレイクを射殺した事件だった。これをきっかけに、同市や全米各地で抗議や暴動が相次いだのだ。カルクは、そのような殺気だった人々の心にキリストの平安と救いを届けようと立ち上がったのだ。

カルクはいくつかのフェイスブックへの投稿で、「癒しを始めよう!」という言葉とともに、人々が祈り、共に礼拝している写真を掲載した。その当時、街頭で起きた奇跡や人種間の和解、自然発生的な洗礼の様子などが綴られた。


同様の「暴動からリバイバルへ」の集会はニューヨークとボストンでも開催されたのだ。

未だに米国では人種間の摩擦が燻っている。そのような対立の構造に福音を携えて間に立つ者がいるのには大きな励ましを受ける。

米国の人種間の痛みの記憶が癒やされ、彼らが人種を超えた兄弟愛のテーブルにつき、主イエスにあって互いに愛し合うことができるよう祈ろう。

和解と癒しのために努める兄姉らの働きが豊かな実を結ぶことができるよう祈っていただきたい。

(プロテスタント 35.3%,カトリック 21.2%,正教 1.7%,ユダヤ教 1.7%,イスラム 1.6%,無神論 16.5%, 他)

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