2020年 小江戸大江戸230km失敗録~準備編
私のラン目標の一つ、”トレラン100マイル完走”。
今からちょうど1年前くらいに、「そろそろ、100kmを超える距離を踏んで行かないといけないだろう」という気持ちが徐々に芽生えてきました。そんな中、100kmを超える大会を探していると、色々な大会があることを知ります。
当初はトレイルで探していましたが、スケジュールの観点から、冬場で探していると、小江戸大江戸200Kという大会がヒットしてきました。
NPO法人小江戸大江戸トレニックワールドさんが主催する大会。詳細は上記HPをご覧いただければと思いますが、簡単に説明すると、
カテゴリーは4つ。
①小江戸大江戸コース200km 制限時間36時間 定員 400名
②小江戸大江戸コース230km 制限時間36時間 定員 80名
③小江戸コース90km 制限時間14時間 定員100名
④大江戸ナイトコース115km 制限時間19時間 定員180名
小江戸コースは川越の蓮馨寺(れんけいじ)から北上し埼玉の北部を回るコース。大江戸コースは川越の蓮馨寺(れんけいじ)から南下し東京都心を回るコース。いずれもスタート/ゴールは蓮馨寺(川越)。
妻の実家が近いということや以前、川越街道沿いに住んでいたこともあり、とても親近感がもてて、この大会を選択することにしました。
狭き門~第ゼロ次関門
エントリー当日、2019年10月25日(木)21時。5分前、例によって、パソコンを準備してスタンバイ。
エントリーサイトはスポーツエントリー。これまでRUNNETでしかエントリーしたことなかった私にってはこれが鬼門でした。
慣れないシステムなので、エントリーの仕方に手こずってしまい第ゼロ次関門を通過できず。繋がった時には、時すでに遅し。200kmは締め切られていました。
「おいおい、失敗録ってエントリーの失敗かよ!」って、それもそうなんですが・・・まだ、小江戸コース、大江戸ナイトコース、そして小江戸大江戸コース230km。まだ、これらがエントリーが可能でした。
そこでこんなことを悩みました・・・
100km以下の小江戸コースなら、自分で家の近くを走ればいいし。
大江戸ナイトコースなら、100km+アルファなので、まぁ、行けるだろうし。わざわざ遠征するほどでもない。
では、小江戸大江戸230kmかぁ。。。
200kmですら完走できるかどうかわからない未知の状況なのに、230kmを参加していいものか???
「う~ん。」と3秒ほど悩んだ挙句、「200kmも230kmもそんなに変わらんだろう」という感じでエントリーしてしまいました(笑)
とまぁ、ここから小江戸大江戸230kmの私の挑戦が始まりました!
大会に向けての準備
小江戸大江戸230kmに向け、雪や寒さで走れない札幌でどうやって距離を稼ごうか?
そんなことを、まず考えました。
解決策として、24時間ジムのトレッドミル。これは名案だと我ながら思いました!
すぐ近くの24時間ジムの会員となり、トレッドミルを使い始めました。
はじめてトレッドミルで真剣に走ったのですが、1時間でもうヘトヘト。
今まで使ったことない筋肉を使った感じで、脹脛の張り感がもの凄かったです。その後、少しずつ時間を延ばしていったのですが、3時間くらいがマックスでした。
正直、トレッドミルは体に合わない。これで長く走るメンタルがありませんでした。3時間くらいなら外を走った方がマシ。そんな気持ちになり、1か月くらいで、通わなくなりました。
トレッドミルは合う人、合わない人がいるみたいで、私には合いませんでした。
なかなか長時間走ることは難しい状況で、唯一のロングは、年末年始に帰省したついでに、12月31日、大晦日、2019ファイナルチャレンジと題して、大江戸コースを試走したくらいでした。
妻の実家のふじみ野からスタート地点の蓮馨寺に走って向かい、
そこから大江戸コースを夜中に走りました。真夜中の時間帯、都心を抜けて行ったので、本番とほぼ同じ条件で進むことができました。
ここで、時計の充電切れ。
当初、蓮馨寺まで戻ろうと考えていましたが、心も折れ、ふじみ野まで、残り15km程、ひたすら歩き、3時間40分かかって帰ることができました。
それにしても、以下の体験をできたことは収穫でした。
初めての徹夜、超ロング、足底トラブルなどなど、色々と勉強になりました。
都心でも夜中のコンビニでは、イートインが使えない。50km過ぎから足裏に痛みがでて、一歩足を進めるごとに痛みが生じていましたが、50kmくらいは何とか進めました。しかも、翌日意外と走れたので怪我では無く、気持ちの問題。
また、ここで夜間の試走をやっていたおかげで、大会当日はまったく迷うことなく、進ことができました。やっぱ試走は重要ですね!
翌日も20km程Jogをし、意外と走れる。何とか行けるんじゃないかという手ごたえを持ちました。
今回のお話はここまで、
次回、レース編。こうご期待。
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