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山っていい友!佐渡ツアー2日目!


5月5日、山っていい友!佐渡ツアー2日目。柔らかい空の朝を迎えました。風は生ぬるい感じ。

泊まっていたドンデン高原ロッジからそのまま歩き出します。朝、車で来る登山者もいます。

車道を少し歩き登山道へ。大佐渡山脈を金北山まで縦走です。コースタイムは7時間。みんなで最後まで歩き切るぞー!

1日目はニリンソウロードでしたが、この日はカタクリロード!踊るようなピンクがずっと続きます。

佐渡のカタクリは大きかったです(鈴木比べ)。あと葉っぱに斑がないのが特徴だそうで、きれいな緑一色。

歩きながら「かわいい!かわいい!」を連呼しちゃいます。標高が上がっても下がっても関係なくどこにでもカタクリがあるのに驚きます。

カタクリのほかにも色々咲いていました。まだ少し花には早かったけどサンカヨウ。

残雪の近くにはユキワリソウ。

白いショウジョウバカマも見つけました。

稜線に出ると海〜!
また左右を海に挟まれて歩いていきます。

別の島のように見えているのが小佐渡山脈。島のウエスト部分、大佐渡と小佐渡の間にある平らなところが国仲平野です。

こんな雄大な稜線が佐渡島にあるなんて想像していませんでした。目指す金北山は右側の高いところです。遠いっ!(笑)登山て、本当にあそこまで歩けるのかなぁ〜?って思いますよね。

隆起で出来た山だからか南アルプス感が出ている気がする…。あ、ちなみに佐渡はジオパークです。次はマリでジオサイトを巡りたいわ♪

そういえば「こどもの日」でした。どなたかのはからいで登山道に鯉のぼりが泳いでいました。

だんだん金北山が近づいてきました。残雪けっこうありますね。金北山が白い蝶ネクタイしている(笑)その蝶ネクタイの右側の残雪をこれからロープで直登するとガイドさんに聞かされてみんなちょっと青ざめる(笑)

池ではカエルの鳴き声(もう大人になったのね?)。登山道は雪解け水でザーザードロドロ。春山って感じですね。
そして例の直登はサポートしていたので写真なし。ということで山頂直下にワープ!

ナイフリッジを越えてアタックする感を出しながら…謎の建築物が見えてくると…

ついに辿り着きました。
金北山(1172m)山頂〜!

よく歩いたね〜

ドンデンロッジ出発から約6時間半。みんながんばりました!って、余裕の笑顔だな(笑) いい景色と、かわいいお花、おもしろいメンバーとの笑いの絶えないお喋りが元気に登らせてくれたのかな!と思います。

下山は防衛省管理道路(写真のような砂利の林道)を通って白雲台に。山頂の建物(神社など)を回り込んで道路に出たときです。複数のスマホから緊急地震速報が!!
「石川で震度6強だって!!」「え?ほんと?」「あ、なんか揺れてない?」「揺れているかも!」とりあえずしゃがみます。

なんていうか、山ぜんぶがゆら〜ゆら〜と(高層ビルの上のように)揺れるのを感じました。とはいえ気づかず歩いている人もいたほどで、揺れも何秒もなかったと思います。なんか怖さより気味がわるかったです。
山頂近くのなだらかな場所にいたからよかったですが、もし山で地震に遭ったらすぐに石や岩が落ちてこないか注意をはらいましょうね。

というわけで下山です。

管理道路のゲートをくぐってゴール!

山頂からは約1時間半。トータルの行動時間は約8時間半。みなさんよくがんばりました(拍手!)。私も久しぶりに「歩いたなぁ〜」と大・満・足!

ビフォーアフターのアフター感を出してもらったけど、みんなビフォーより元気みたい(笑)おつかれさまでした。

白雲台には路線バス(予約制)があります(右)。でも我々はツアー専用バス(左)がお迎えに♪たまたま同じ時間に下りて来ちゃいましたが、ツアーはバスの発車時刻に急かされず歩けるのがいいですよね。しかも宿に直通だし…

つーわけで、カンパーイ!!

たくさん歩いてたくさん笑ってたくさん食べてたくさん呑む!これぞ山っていい友!ツアーですね!

ベニズワイガニ〜
カニ師匠、カニ奉行、カニセレブ…
カニであんなに盛り上がるとは笑!


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