見出し画像

(2、持ち物編)石川県の災害ボランティアに行ってきましたよ

地震から半年ということで、各放送局で特集などをしていますね。目にされた方も多いかもしれません。どの報道でも「半年経つのに…」と伝えられていたと思います。まだまだ災害ボランティアもアクティブな募集とはいえませんから、長期間にわたって大勢のお手伝いが必要になることでしょう。

さて、前回の「準備編」の続きとして今回は「持ち物編」。初めてだと何を持っていけばいいかよく分からないですよね。もし足りないものがあって現地で迷惑かけてはいけないしなど、状況が見えないし私は現地に行くまで心配でなりませんでした。

ではまず、想像してみましょう。
現段階の石川県が募集しているボランティア作業は主に「災害廃棄物・被災住居内の家財の運び出し、及び運搬」「海岸の災害ゴミ拾い、及び運搬」です。全壊したような場所でボランティアが作業することはありませんが、作業する足元には瓦礫が残っています。

1日中ほとんど野外活動です。雨が降るかもしれません。行く季節も考えてみましょう。インフラがあるとは限りません。コンビニなどがやっているのかも、作業途中で立ち寄れるのかも分かりません。そして余震がないとも限りません。

いかがですか?これらを踏まえて持ち物を考えてみれば、登山者ならなんとなく想像がついてくるのではないかしら。

石川県の特設ページには最低限の持ち物が、ネットで調べれば色々と載っていますが、各ボランティアセンター(以下、ボラセン)によって使わせてもらえる備品も違いますし、どこに行くにしても個人でこれくらいは用意しておいたほうがいいと思った物を、私の少ない経験と体感ではありますがご紹介します。

無料部分には箇条書きで。有料部分にはその解説と最低限にプラスして私が持っていった物を書いていきます。このシリーズを購入、サポートいただいた売上(みきざんまい月会費&note運営手数料を除く)は次回のボランティアに行く交通費にさせていただきます! 

【作業中の着るもの】夏〜秋編
・長袖、長ズボン
・日除けのある帽子
・レインウェア上下
・靴下
・底が丈夫な靴(尚且つ着脱しやすいとベター)
・防塵マスク
・手のひら側が丈夫な手袋(軍手不可)
・防塵ゴーグルかサングラスか眼鏡
・ヘルメット(ボラセンにレンタルあり)
・手ぬぐい・薄手のタオル
・貴重品を入れるボディバッグ(揺れて邪魔にならないもの。煩わしくなければウェアのポケットでもいい)及び貴重品

【持ち物】日帰りボラバス型
・十分な飲料(必ず「水」を1本含ませる)
・ランチ(腐らないように工夫)
・行動食
・ウェットティッシュ・除菌シート
・大判のゴミ袋・レジ袋(各数枚)
・携帯トイレ
・着替え
・内履き(靴やサンダル)
・防寒着(季節による)
・ヘッドライト
・メモ帳、ペン、油性マジック
・日焼け止め・虫刺され対策
・保険証、持っていれば運転免許証
・ボランティア保険加入証明書

また思いついたら追記します!

炎天下で汗だく
熱中症対策は必須!!

ここから先は

3,175字 / 2画像
この記事のみ ¥ 150

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?