美女と野獣“魔法のものがたり”@ディズニーランドの感想
ディズニーランドの比較的新しいエリアにある、美女と野獣のアトラクション。
『美女と野獣 “魔法のものがたり”』
この度、2回目の体験をしてきました!
初めて乗った時は感動と興奮で言葉にならなかったので、、
今回、冷静に『美女と野獣“魔法のものがたり”』がどうしてこんなにも素晴らしいのかを分析、考察してみようと思いました。
※乗ったことがある方、ネタバレが怖くない方向けです。
わくわくを楽しみたい方は乗ってから読むことを推奨します!笑
…個人的にディズニープリンセスの中ではベルが1番好きです。
聡明で偏見を持たず、他人にどう思われようとも一貫した正義感と温かい心を持ち合わせているところがまさにプリンセスって感じがする!
ほんとうに、美女と野獣の世界観はうっとりと惹き込まれるものがあると思います。
原作は18世紀に書かれたというのもびっくりです。
勇気と感動をもらえる物語は世代を超えて世界中で愛されていますよね。
ただでさえ人気のある作品なので、そのエリアやアトラクションには期待も高まることでしょう。
そんな期待を超えてくるのがディズニーのクオリティだなあとつくづく感じます。
(上から目線でごめんなさいごめんなさい)
感動したポイントをいくつかに分けて分析、考察していきます!
エリアから始まる導入
美女と野獣のエリアに足を踏み入れた瞬間から、体験は始まっていました。
ここは!ベルが「朝の風景」を歌うところだ!
「ボンジュール」ってみんなが言うところだー!
ピンクを基調とした古めかしくもかわいらしい街並みを歩いていると、物語の序章に入り込んだような気持ちになります。
窓付きのお家に、建ち並ぶお店屋さん、広場の噴水。
どこを見てもかわいい!かわいいー!
お手洗いでも美女と野獣の音楽が流れていて、夢から醒める隙を与えません。
キャストさんの衣装から、焼き上がるチュロスの匂いまで、五感をフルにして世界観に浸れるものでした。
お城の表現
『美女と野獣“魔法の物語”』のアトラクションは、お城の中にあります。
お城は壁とお堀で囲まれていて、街からは少し離れていました。
こういう表現は原作に忠実なだけでなく、簡単には心を許さない野獣の警戒心の強さを反映しているのかもなあ…。
そして、昼と夜でお城の雰囲気が変わるところもおもしろかった!
昼のお城は街並みと調和したかわいらしい印象。
一方で夜になると、孤独な野獣の心情を表すかのように、冷たく荘厳な印象のライトアップがされるのです…。
一緒に行った友人も、日が暮れた頃に
「あれ、美女と野獣のお城だっけ?」
と言うほどの変わりようでした。
お堀にかかった橋を渡り、城内に入っていきます!
アトラクションの仕掛け
回廊のような列を並び終えると、プレショーが始まりました。
野獣、でかっ!こわーっ!
小さい子なら泣いちゃうくらいに恐ろしい野獣と、健気な村娘のベルが姿を現します。
映画の導入に沿った内容で、プレショーのおかげで完全に世界観に入り込むことができました。
お城のキッチンからカップに乗って、いよいよ出発!
世の中、大抵のコンテンツは「実写」か「アニメ」かに分類されると思いますが、このアトラクションはそのどちらでもないと感じました。
精巧に作られたセットの影響が1番大きいのかもしれません。
この不思議な感覚、とっても心地がいい。
2.5次元ってこういうことなのかな?
シーンが切り替わるごとに、ベルの驚き、戸惑い、喜び、悲しみ、そして愛といった心情が、音楽と揺れるカップの動きにリンクして伝わってきます。
何よりベルがかわいい!!!
どうか幸せになっておくれよ…。
野獣が人間に姿を変えるところは本当に仕掛けが分からなくて、シンプルに技術の高さに感心しました。
ベルのおかげで野獣は少しずつ柔らかい表情を見せるようになり、ふたりが見つめ合って踊るクライマックスのシーンでは思わず涙をこらえました。
人間に戻ったルミエールとコグスワース、ポット夫人とチップたちがふたりをさりげなく祝福しているのもよかった。
ゆらゆらと優美なカップの動きも合わさって、「どんな気分の人も強制的に感動させる機械なのでは?」と思うほどに胸がいっぱいになりました。
まとめ
美女と野獣はあまりにも有名な恋物語ですよね。
愛するふたりが結ばれたところでめでたしめでたし…という顛末は誰もが予想のつくところでしょう。
ですが、、、
『美女と野獣“魔法のものがたり”』は、展開が分かっていても最後はうるうるしてしまうくらい、世界観の再現性と物語への没入感が高く、感動的なアトラクションでした。
乗り終わった後に友人が「映画を1本観たくらいの満足感がある」と言っていたのもよく分かります!
また乗りたーい!!!
初めて乗った時は言葉にならなかった体験をこうして振り返り、共有することができて嬉しい気持ち🎉
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