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3歳児のこころ
こんにちは。今しんしんと雪が降り積もっています。
空から舞い降りる雪の動線が見えたら、どんな幾何学模様になるんだろう、と想像しながら窓の外を眺めるのが好きです。
お正月に小2ちゃんと年少さんの姪たちとかるたをしました。
と言っても、年少さんは自分のお名前と大好きな納豆の「な」というボキャブラリーなので、ヒントを出したり、小2ちゃんに譲ってもらったり、通常のかるたとは違うけれど楽しく遊んでいました。
何回かやって慣れてきた頃、年少さんの様子に異変が。かわいいお目目にじわじわと涙が溢れてきて、泣きはじめました。
取りたかったカードを取れなかった悔しさや悲しさを味わっていることが見て取れたので、
「〇〇ちゃん、泣いてるんだね。どうしたの?悔しかった?悲しかった?」と問いかけると、コクンとうなずきます。
悔しいや悲しいの意味を理解していたのかはわかりませんが、湧いてきた気持ちを味わってるようだったので、「悔しいんだね。悲しいんだね。泣いていいんだよ。大丈夫だよ」と伝えると、最初よりもしっかりと泣き、ピークに達するとおさまり始めます。
途中で小2ちゃんが大きな声でママを呼びましたが、声は届かず。年少ちゃんはしっかりと自分の感情を味わい通過させ、最後には落ち着いて笑顔に😊
かるたを続けたいみたいだったので、「好きなぬいぐるみを抱っこすると安心するんじゃない?」と提案するとお気に入りのプーさんを自分で持ってきて片手に抱きながらかるた再開となりました。
この一件以降、年少ちゃんはとても懐いてくれるようになり、信頼構築の基本を学ばせてもらったように感じています。
どんな小さな子でも自立した存在として扱うと、ちゃんと関係性が築かれるんですね。
もし私がママの立場だったら、年少ちゃんは眼の前のママに甘えたかもしれません。
伯母と姪のちょうどよい関係を、これからも大切にしていきたいと思ったお正月でした。