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"Nier:Automata" プレイ日記
ゲームを楽しんでいる人
名前:とも(アラサー)
普段はFPS系ゲームを主にプレイ。好きな機械生命体は、砂漠にいるなんか重なってるやつ。
プレイの概要
はじめて遊んだ日 2024年3月19日
クリアした日 2024年3月24日
プレイ時間 約23時間(A~Eエンドまで。約3週とちょっと)
媒体
ゲームの概要
発売日 2017年2月23日
2019年2月21日(Game of the YoRHa Edition)いわゆるDLC同梱
西暦5012年。突如として地球にエイリアンが襲来し、侵略を開始。人類はエイリアンと彼らが繰り出す兵器「機械生命体」の手によって地上を追われ、月への退避を余儀なくされる。
生き延びた人類は奪われた地球を取り戻す為、アンドロイド兵士による抵抗軍を結成。衛星軌道上に設置した基地群から反抗を開始するが、十数回に渡る大規模降下作戦を経てもなお決定的打撃を与えることができず、戦況は数千年に渡り膠着していた。
この状況を打破するため、人類は決戦兵器として新型アンドロイド兵士「ヨルハ機体」を開発。それらから成る「YoRHa(ヨルハ)部隊」が編成され、戦線へと投入されることとなる。
感想など
よかったところ
マルチエンディングによる多様な視点での物語
本作は選択肢や、周回した回数に応じて操作キャラクターが変わっていき、それぞれ違うエンディングを見ることができます。それが、ひとつのキャラクターだけの視点ではなく、様々な視点で物語を見ることができ、非常に面白かったです。群像劇が好きな人にとても向いていると思います。
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レベルによる安全マージンが無いところ
レベリングをたくさんしても呼応して敵キャラのレベルが上がっていきます。なので、王道RPGのようにレベル差の暴力で突破していくことは難しく、武器の強化やプラグインチップと呼ばれる基礎能力を向上させるアイテムを適切に組み合わせることが重要になります。
これが非常に面白いなと感じました。ただ、賛否は分かれるかもしれませんね。俺つえーってやつ、やりたいですもんね(笑)
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情緒をかき乱されるようなストーリー展開
ネタバレになりますが、パスカルという平和を愛するロボットが、愛情をもって育てていた子どもロボットたちがいて、ストーリーの中で、その子たちが自ら命を絶つシーンはとても衝撃的でした。その後の焦燥しきったパスカルの様子も、見ていられないくらい可哀そうでしたし…。
また、9Sという主人公の一人も、エンディングによってはとても報われない最期を迎えてしまうので、プレイしていて情緒が不安定になるゲームだと感じました。でも、それがおそらくこのゲームの良いところだと信じています。
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過去作品とのつながりを感じるキャラクターの登場
前作である「ニーアレプリカント」のあるエンディングから、途方もないくらい未来の話である今作は、前作とのつながりを感じさせるキャラクターたちが登場します。前作では実験体の一人だった「エミール」が顔だけになって登場したり、最後に主人公たちの前に立ちふさがった「デボルとポポル」も同名(当人ではなく、同型機という設定)で登場します。
ニーアファンがニヤリとする要素は、他にも武器の名前だったりにありますので、これはとてもよかったと感じました。
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微妙かなって思ったところ
後戻りを許してくれないところ
ゲームのコンセプトなのだと思いますが、例えば主人公のHPが0になると直前にセーブした場所まで戻されます。しかし、ただ時間が巻き戻るのではなく、消費したアイテムは無くなったままですし、装備していたチップ(前述の基礎能力に関係するもの)は落とした状態になります。
それが、ボス戦の直前だったりすると、例えばショップに戻って回復アイテムを買うだとか、そういった立て直しができなくて、非常にストレスを感じることが多かったです。
あえてそうしているのだと思いますが、自分には合いませんでした。
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ハッキングと称して面白味のないSTGをやらされるところ
STGとはシューティングゲームの略で、敵の弾を避けながら攻撃をして進んでいくスクロール型のゲームの総称です。有名なところだと、斑鳩とか怒首領蜂とか。東方シリーズもそうですね。
本作はRPGだと認識していたのですが、かなりの頻度で敵機へのハッキングと称したSTGをやらされる場面があります。難易度も慣れていないと初見ではクリアできないくらいの難しさで、ゲームのテンポを悪くさせ、個人的には面白くないなと感じてしまいました。
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総評
今回はA~Eエンディングまでの5つしか見ていませんが、このほかにもアルファベット順にZまでのエンディング(といってもストーリーの根幹に関わるのはEまで。それ以降はプチストーリー的なもの)が用意されており、まだまだやり込み要素はありますが、ひとまず自分の情緒が保たれるところで区切りとさせていただきました。
ストーリー展開が重く、また、操作面でもある程度のアクション慣れが必要なところ、そして、周回を前提としているエンディングから、総じてカロリーが高めのゲームだと感じました。しかし、それに見合うほど没頭ができるゲームだと思います。こんなに短期間で20時間以上もゲームをしたのは、久しぶりでした。そのくらい、ハマれるってことです(笑)