生涯現役ってどんなもんだろう
どうやら4月から賃金が上がるらしいとの連絡。喜ばしいことなのだが、そもそもが騙されたような契約なので、まだ納得いくものでは無いので賃金については引き続き交渉はしていくつもり。
そんなこと言うてる間に契約終了かな。
派遣会社は派遣の制度の“満期”が誕生してから、なかなか昇給に対して積極的では無くなった。
確かに3年で人が入れ替わるのだから、余程クライアントに気前が良くない限り、交渉損である。それならば、引き続き新しい派遣社員を入れる枠だけ大切に取っておきたいというところか。
昇給を素直に喜べないもう一つの理由は、買い物に行くと今まで100円で買えていたものが120円くらいになり、安い店だとは298円で買えていたものが498円、800円で買えていたものは1200円と、相対的に物価が上がっている。賃金が上がったところで物価上昇に追いつけるわけはない。
世間で言われる通り、日本の賃金はこの数十年ほとんど変わっていない。
業種にもよるが、定期的に派遣で仕事していると“時給”というわかりやすい指標で働いているため、派遣の基準となる金額は25年前の変わっていないのは明確。でも、その頃より税金は増えて、残業もさせてもらえないとなると、同じ時給でも手取りは減り年収も格段に減った。
職場の中堅クラス仕事できる系の社員さんは、副業申請をして副業を始めた。
会社の仕事を手を抜くわけでは無いが、どんなに評価を貰っても賃金が上がらないからとのこと。
仕事が出来るので副業もうまく行ってるらしい。
話を聞いている上では、2年もあれば初期投資分は回収出来そうなんじゃないかな。
なにより、やりたい仕事を外でやっているだけというスタンスなので楽しそうなのである。
こういう“仕事に向いている人間”ってホントにうらやましい。
やりたいことはそれなりにやってきたが、最近になって、足腰立たないけどそれだけはやりたいし出来る!そんな働き方と出会いたい気持ちになっている。
生涯現役って実際どうなんだろう。
足腰痛いし動きたくない、自分の思うように仕事も出来ない、物忘れもひどく仕事もちゃんと自分で評価出来ない、それでも自分がまだ続けたいと思うから生涯現役で続けていけるんだろうな。
今でも仕事と思うだけで働きたくはないのに、やはり何かしら人と関わって生きるべきなんじゃないかと、最近になって思い直す。
まだまだ色々と試して行かなくてはいけないな。