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蘇州杭州旅① 上有天堂,下有蘇杭

「上有天堂,下有蘇杭」という言葉が中国にはあって、意味は「 空では天国は一番美しい、人間界では蘇州杭州は一番美しい」。2025年1月にこの2都市を旅してきた。キャッシュレス旅。事前の決済は全てクレジットカード、現地での決済は全てアリペイで問題がなかった。

上海蘇州杭州は地理的に三角形の位置関係にある。蘇州~上海は高速鉄道で30分、杭州~上海は1時間。蘇州と杭州を直接結ぶ高速鉄道が今は無いので上海を経由して行かざるを得ない。

セントレアからは厦門航空が杭州へ直行便を飛ばしている。預け荷物ありの往復チケットが33,200円。杭州へ渡中し、高速鉄道で蘇州へ、そして杭州に戻る旅程。

事前準備

事前に飛行機とホテルと高速鉄道の予約をしておく。旅程の骨格は事前にガチガチに決めておくのが自分のスタイル。いつものように中国旅と言えばTrip.com。

飛行機・ホテルの予約

飛行機・ホテルの予約は日本国内や他の海外旅行の時と同じ。ホテルは「クチコミ」と「駅からの近さ」を重視してきたが、中国はタクシーが安く配車がアプリから便利なので「駅からの近さ」はそれほど気にしなくても良い。Trip.comのクチコミにガッカリさせられたことはないので信用する。

高速鉄道の予約

高速鉄道の予約は乗車日の二週間前から始まる。出発地と目的地と日程を入力するとその日の電車が時系列でずらっと並ぶ。日本と違って運賃は一定じゃない。ピーク時の運賃を高く設定して乗客数を分散させているのだろうか。途中停車駅も電車によってバラバラ、乗車時間もバラバラ。自分に適した電車を選ぶと次は二等席・一等席・ビジネス席を選ばさせられる。日本の新幹線の自由席が二等席の感覚だ。2+3の座席配置で、二等席でも特に狭くて苦しいという事はない。一等席は2+2の座席配置、ビジネス席は2+1や1+1でリクライニングが電動だそうだ。中国の高速鉄道は全て指定席。予約の段階で指定するので、路線上で見たいものがあればそちらの窓際を取るのも良いだろう。

杭州蕭山国際空港に到着

巳巳如意は事事如意の文字遊び 物事が思い通りになりますように

という事で杭州に到着。時刻は深夜0時過ぎ。杭州萧山国際空港ハイアット プレイスホテルに遅いチェックイン。1泊朝食付き9,800円。空港とつながっているホテルでアクセス至便。

深夜の杭州蕭山国際空港は飲食店は開いてなかった。完全に中華の口になっていたのでちょっと残念。ローソンとセブンイレブンが2店舗、24時間営業。この日はそのまま就寝。

杭州東駅から蘇州駅へ

翌朝、蘇州杭州旅二日目。
地下鉄19号線に乗って火车东站駅へ、7元154円、アリペイ決済。火车东站駅は高速鉄道の杭州東駅と連結されている地下鉄の駅。中国の高速鉄道の駅は巨大だ。そして仕組みが合理的。一路線上り下りの日本の新幹線とは違って、杭州東駅からは各方面に高速鉄道の線路が伸びている。ホームは10本以上あるんじゃないだろうか。基本的にみんな巨大な待合室のような空間で待っていて、時間が来た人からホームに降りることが許可されるシステム。初めて来た人は結構感心すると思う。

杭州東駅で食べた重慶干馏小麺 768円 美味しくなかった涙
きっと期待しすぎたんだ…

10:08杭州東駅発、11:55蘇州駅着、乗車時間2時間弱、運賃2,894円。

高速鉄道車内はほぼ満員 飲食できる 車内販売あり
蘇州駅到着
念願の蘇州麺 351円 期待通りのホッとする味で感激

(つづく)

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