#17 やりたいかは分からないが、やってみたい。

本屋に履歴書を送った。
締切ギリギリに。

締切というのが明確にあるわけではなさそうだけども、求人掲載期間というのが8/31となっていた。
で、送ったのが8/30。速達で頼んだ。

間に合うのかよくわからない。
間に合わなかったらしょうがない、と思っている。

そもそも、本当に本屋で働きたいのかもよくわからない。
でもまあ、履歴書を書いて送ったくらいには、働きたい気持ちはあるのだと思う。

働きたい、というよりは、働いてみたい、に近い。
とにかくやってみたい。違ったらすぐに辞めたい。


なんにせよ、重要な選択っぽいことほど、結構テキトーに、勢い任せにやってしまうのが僕である。

大学受験の際も、出願?するのは期限の日。それもギリギリまで学部は決めてなくて、ほとんど思いつきみたいに選んで出した。

こっちの大学では機械系、こっちの大学では化学系、といった感じで。

受かったほうに縁があったんだろうみたいにして、判断を運まかせにするところがある。

まあ、どっちでも良かっただけなんだけども。
どっちも、別にやりたくはない方の(笑)。


とはいえ、今回は自分で選んだことだ。
何か、誰かに、しなきゃいけないと急かされてしたことではない。

働かなくてはならない、正社員になるべきだ、というような世間の空気はあるにせよ、それはフェイクだと思ってる自分としては、その空気に飲み込まれてはいないと思う。影響は、受けているにせよ。


やりたいことなんて、相変わらず分からない。

だけど、やってみたいことはある。
興味があることはある。

やりたいことというと、大袈裟に考えてしまう。
なんか、人生をかけてやりたいこと、みたいな。
そこまでいかなくとも、ある程度長い期間、突き詰めてやりたいこと、みたいな。

もちろん、そういうことがあればそれは1番いいのかもしれないけれど、それは結果論だと思う。
イチローのように、子どものころから野球選手になりたいと思っている人の方が少ないんじゃないか。

なんとなく興味のある方を選んでやっていくうちに、気づいたら長いことやっていた。そんなことの方が多いように思う。


だから、とにかく今は色々やってみたい。
それはある意味、消去法みたいなところもある。

やってみて、これは違うな、じゃあ次はこれだ。
って繰り返していくうちに、まあ悪くないかな、というようなものに出会えたらいい。

そして、それはひとつでなくていい。
仕事というと、何か一つというようなイメージがあるけど、それはむしろ特殊なことのように思う。

人間生きていく上で、やりたいことなんて色々あって普通で、その中で仕事にしてるものもあるし仕事にはしてないものもある。そんなバランスが自然のように感じる。

生きていくために必要なことをやる。その中で、得意で好きなことはちょっと多くやって(人の分まで)、苦手で嫌いなことはちょっと人にやってもらう。

その中で、ちょっと多くやることが仕事と呼ばれるものになっている。

それでいいと思う。
仕事って、元々はそういうものだと思う。

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むた
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