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ウィリアムパーセントレンジの計算式の説明 (期間の設定など)

ウィリアムパーセントレンジの計算式の説明をこちらの記事ではします。

この計算式を理解して使用すると良いかと思います。

ウィリアムパーセントレンジとは?

売られすぎ買われすぎに使われるインジケーターです。

FXのプラットフォームであれば大概どこにでも入っているものでして、もちろんMT4やMT5にも標準で搭載されています。

正式の名称はウィリアムパーセントレンジ(Williams’ Percent Range)ですが、WPR、%R、W%Rなどと略されて記載されてたりします。

こちらの記事ではWPRと略して記載していきます。

ウィリアムパーセントレンジ(Williams’ Percent Range、%R)は、買われ過ぎ/売られ過ぎを測る動的な指標です。ウィリアムズ%Rはストキャスティクスに似ています。唯一の違いは、%Rのスケールは逆さまであり、ストキャスティクスは平滑化されるということです。

指標値が -80〜-100%の時は、売られ過ぎの状態を表します。0〜-20%の時は、買われ過ぎの状態を表します。指標に負の表示をさせるためには、負の設定値をあらかじめウィリアムズ %R に入れなければなりません(例:-30%)。分析の際にはマイナス符号は無視されます。

全ての買われ過ぎ/売られ過ぎの指標では、株価が実際に方向を変えるまで取引をしないのが最善です。例えば、買われ過ぎ/売られ過ぎの指標が買われ過ぎの状態を示した場合、株価が下降するまで決済を待つのが賢明です。

ウィリアムズ %Rの興味深い現象として、価格の潜在的な要因から反転を探知する驚異的な能力があります。多くの場合、この指標は、株価が天井と転換を形成する何日か前に、天井を形成し下落します。同様に、通常、株価が転換する数日前に、谷を形成しその後上昇します。

https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators/oscillators/wpr より引用

WPRの計算式

WPRの計算式ですが、非常に簡単です。

WPR = -(MAX (HIGH (i - n)) - CLOSE (i)) / (MAX (HIGH (i - n)) - MIN (LOW (i - n))) *100

CLOSE (i) — 当日の終値
MAX (HIGH (i - n)) — n期間における最大値
MIN (LOW (i - n)) — n期間における最小値

https://www.metatrader5.com/ja/terminal/help/indicators/oscillators/wpr より引用

という風になっています。

WPRの期間を仮に14として説明します。

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期間14ということは過去14個分のローソク足を使用します。

(MAX (HIGH (i - n)) - CLOSE (i)) は「高値と終値の引き算」です。

(MAX (HIGH (i - n)) - MIN (LOW (i - n))は「高値と安値の引き算」になります。

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ということで計算式を見るとややこしそうですが、単純には「期間14のうちの高値と安値の間で現在の価格がどこにあるか」を%として計算しているだけのシンプルなものかと思います。

MT4で使える便利なインジケーターをこちらで公開しています。ぜひご覧ください。

https://note.com/mt4_ea_indicator/n/nea6f520049f7

ということで参考にしてください。

最後に

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