誰もが身につけるべき呼吸法
めちゃくちゃ人気の漫画「鬼滅の刃」に「〇〇の呼吸」ってありますよね。
あの作品のキャラクターのように身体機能を爆上げするような呼吸法はありません。
が、多くの方に身につけて欲しいと切に願う呼吸法があります。
それは「横隔膜呼吸」またの名を「腹式呼吸」と言います。
やり方に関しては至って簡単です。
1. 仰向け(姿勢の中で一番簡単です)になり両膝を立てる
2. 息を吸う時にお腹を膨らませる
3. 息を吐く時にお腹を凹ませる
2,3は無理なく自然な範囲で行います。
簡単ですよね✨
呼吸をする際に、腹部にある横隔膜という筋肉をしっかり働かせることが目的となっています。
というのも、安静時に息を吸う時に働く筋肉は
・横隔膜
・外肋間筋
・内肋間筋前部
があり、安静時の呼吸の70%は横隔膜が働きます。
この横隔膜をしっかり動かせていないと、運動終わりなど息が切れた時に行う胸式呼吸を安静時でも行うようになってしまいます。
胸式呼吸になると肋間筋が働くだけでなく、呼吸補助筋という、呼吸をサポートする筋肉が働きます。
パッと上げると
○肋骨を挙上させる
・胸鎖乳突筋 ・斜角筋 (首周りの筋肉)
・大胸筋 ・前鋸筋 など
○肩甲骨を挙上させる
・僧帽筋 ・肩甲挙筋 (首から肩にかけての筋肉)
があります。
首周りや肩にかけて付着している筋肉が呼吸時にも働いてしまうとどうなるでしょう?
呼吸は常に行われるものです。24時間使いっぱなしなのですから、持続的な収縮により硬くなっていきます。
それにより、肩こりが起こることがあります。
これは呼吸器疾患に罹るとよく見られますが、シャワーや衣服の着脱といった、腕や手を使う動作で息切れが生じます。
呼吸補助筋の多くは腕を動かす際に使う筋肉であり、そちらがメインになります。
しかし、呼吸のサポートにも使っているため、胸郭の動きが制限され、胸郭と腹部の呼吸が同調しなくなり、息が苦しくなります。
後々ちゃんとnoteなら投稿しようと思いますが、腹式呼吸にはメンタルを安定させる働きや、レジリエンスを高める働きもあります。
自分は腹式呼吸できているかな?と疑問に思った方は一度確認してみてください!