株式会社iCAREのCTOになりました
はいどうもー。株式会社iCAREのクドウマサヤ(@masaya_dev)です。
プレスリリースの通り、2023年8月1日より株式会社iCAREのCTO(Chief Technology Officer)に就任させていただきました。「働くひとの健康を世界中に創る」というパーパスの実現に向け、ビジネスとエンジニアリングを繋ぐ責任者として一層コミットしていく所存です。
2022年の1月に入社し、こんな未来が訪れるとは正直思っていなかったので我ながら驚いています。ということで今回は今までの経歴と、CTOとしてどんな夢を思い描いているか、どんな取り組みを始めているか簡単にご紹介させていただけたらと思います。絶賛エンジニア・デザイナー採用も行っているので、我々と一緒に働くひとの健康を創りたいと思ってくれる方がひとりでも増えると良いなと想いながら、筆を執りたいと思います。
わたしとiCAREのこれまで
まずは簡単に自己紹介を。かれこれ13年ちょっとWebエンジニアを務めておりまして、小規模組織で0→1の新規プロダクト開発に携わることが多かったので技術領域としては浅く広くなんでも屋な感じです。
iCAREには2020年11月に、フリーランスでふらついていた頃にCOOのよしさん(前前CTO)にお声がけいただいたことがきっかけで、業務委託としてジョインしました。
よしさんと出会ったのは「CTO Night and Day 2018」というイベントでして、当時私はシード期のスタートアップでCTOを務めているタイミングでした。あれから約5年が経ち、今こういった縁に繋がっているのは万感の思いがあります。
そこから業務委託として1年ちょっと働いた頃に前CTOのおぎじゅんさんに社員としてのオファーをいただき入社に至ります。
そこから新機能開発のリード、請求業務効率化のための社内システム開発、プロジェクトマネジメント組織の立ち上げ、開発プロセスの整備やなどを経て、昨年11月にVPoEに就任しました。
そして今回CISOに就任された前Development部長の岩崎さんと協力しつつ、VPoEとして日々開発組織のマネジメントをしつつ技術戦略・開発組織戦略の立案などを進めてきました。そんな中で経営陣からも姿勢・熱量を評価いただき、今回CTOという大役を任せていただけることになりました。(ちなみに今期の弊社キャッチフレーズは熱狂Go!)
弊社には「楽しまなければプロじゃない」というクレドがありますが、それを構成する一要素として社内ではよく「フタ」と呼んでいる項目があります。
私はリーダーとして入社し、マネージャー、VPoE、CTOと役割が変化し少しずつ大きな裁量を任せていただけるようになりました。これはフタをせずにチャレンジした結果のひとつと捉えており、成長・挑戦の機会を積極的に与えてくれる環境であることに感謝しています。
CTOとしてのビジョン
私は開発組織の責任者として、メンバーもフタをせずより大きなチャレンジができ、多くの経験・実績に繋がる環境を創っていきたいと思っています。
組織戦略を考える上で、開発者体験の向上を重要視しています。
開発者体験を構成する要素は多数ありますが、「開発者体験が良い」と言える組織はどんな組織でしょうか。
このアンサーのひとつとして、「開発者が誇れる実績をたくさん生み出せる組織」という解が私の中にあります。
「xxを作った」と「xxを作って利用率がyy%改善できた」の場合、どちらの方が働きがい、やりがいを感じられている状態でしょうか。私は後者の方が開発者体験が良いと考えます。(もちろん作ること自体も楽しいですがw)
アウトプットだけではなく、アウトカムにもこだわってものづくりをしていくことがプロダクトの価値に繋がり、開発者体験も高める。それが事業成長に結びつき、最終的に「働くひとの健康を世界中に創る」という我々のパーパスの実現に近づくと信じています。
パーパスを実現するという点においては、「お客様に便利かつ安心して使っていただけるプロダクトを提供し続ける」のが開発組織としてのミッションの一丁目一番地です。
それを推進していく一方で、私にはもうひとつ夢があります。
我々は、働くひとの健康づくりに対する企業の取り組み(カンパニーケア)の常識を変えることで社会をより良くしていこうとしています。開発者体験の向上に力を入れることは、開発組織におけるカンパニーケアのひとつと私は考えています。
我々が開発者体験向上に注力していくことで、ナレッジを蓄積し、開発者が健康的に働ける組織づくりのロールモデルとなる。そして様々な企業の開発組織がもっと盛り上がる世界を夢見ています。
We're hiring!!
そんな壮大な夢を掲げていますが、まだ歩み始めたばかりなので課題はたくさんあります。
仮説検証を推進するためのユーザー行動分析基盤の改善
7年以上運用が続いているモノリシックアプリケーションのリファクタリング・リアーキテクト戦略の推進
利便性を向上させるためのデザインシステムアップデート
より安心かつスピーディにデプロイするためのCI/CD基盤改善
働きがいを高めるためのキャリアラダー、評価制度のアップデート
これらに加えプロダクトの価値を高めるための新機能開発・既存機能改善をググッと推進したく、エンジニア・デザイナーを絶賛募集中です。
今月からFindy Team+を導入しFour Keysを始めとした開発生産性指標の計測、価値提供を最大化させるためにチームトポロジーベースの組織体制への移行など、様々な取り組みを始めています。
他にも日々様々な施策を推進中でして、求人票など各種媒体更新が追いついていないところもありますので、ぜひちょっとでもiCAREの開発組織やプロダクトが気になるという方はぜひカジュアル面談をお申し込みいただけると嬉しいです!
QAEチームのnoteも本日から始まったのでぜひ読んでもらえると嬉しいです。個性豊かなメンバーが集ってます!
ではでは!熱狂Go!
Everything's gonna be alright!