フリーランスから会社員になることを決めた3年前の自分へ
はいどうもー。株式会社iCAREのクドウマサヤ(@masaya_dev)です。
この記事は「iCARE Advent Calendar 2024」23日目の記事です。
来月1月でiCAREへ入社してから丸3年。ちょうど3年前の12月に入社を決めました。フリーランスのWebエンジニアとして働いていた中で、再び会社員になるというのは私のキャリアの中で大きな決断のひとつでした。
決断当時31歳。「働くひとの健康を世界中に創る」というパーパスに強く惹かれ、ひとまず30代前半のキャリアはiCAREに懸けてみようと信じ早3年。
30代半ばを迎えるこのタイミングで3年間を振り返ってみようと思いました。
3年前の自分へ
まずは当時の決断をした自分へ心から感謝を。
自身がこれまでのキャリアの中で経験してこなかった類の課題に数多く向き合うことができ、様々な経験を積めたことで大きく成長できた実感があります。
また、MTGや1on1等で真摯にフィードバックやアドバイスをもらえたり、学べる環境が本当にありがたい。ここはフリーランスの頃と大きな違いを感じました。
めちゃくちゃ学びになった華金。ちょうど3年前の今くらいの時期に入社決めたんですが、いい選択したなとしみじみ。感謝！ https://t.co/85pz4L0deB pic.twitter.com/usFxQWnwci
— クドウマサヤ | iCARE CTO (@masaya_dev) December 13, 2024
役割の変遷
1年目 2022年
2020年の終盤から約1年ほど業務委託のエンジニアとしてプロダクト開発を手伝わせてもらっていたいました。2022年1月に入社した私の最初の役割は、私含めて4人の新しい開発チームのリーダーを担うところからスタートしました。
そして2022年11月よりVPoEへ就任させてもらうことに。年始に3名のチームをマネジメントしていたところから、30数名の部門をマネジメントする役割になり、裁量・責任ともにこのタイミングで大きく広がりました。
2年目 2023年
8月にCTO兼Development部部長に就任させていただきました。
「開発生産性を、もっと誇れる組織へ」という方針を掲げ、開発生産性・開発者体験の向上に注力しました。
3年目 2024年
8月でCTO兼Development部部長として1年が経過。この2024年を振り返ってみると、マネージャーへの権限委譲を大きく推進することができました。私が介入しなくても日々のプロダクト開発・運用がスムーズに回る状態となりました。
目の前のことだけではなく、部として組織面・技術面ともに難易度の高い課題や大きい課題に中期的な視点で向き合えるようになり、組織の成長を心から感じています。
おかげで未来のことを腰を据えて考える時間が増えつつあるので、中期的な技術課題にどのように向き合っていくかや、技術を活用しどのようにプロダクト・事業を伸ばせるかを考えられるようになりました(具体はいずれどこかで)
3年を振り返って
初めての組織マネジメント経験
実はiCAREがこれまで正社員として務めたことがある企業の中でも最大規模で、人事制度がしっかり整っている会社で働くこと自体初でした。人事評価をされるのも、するのも初。
フリーランスから会社員になることを決めた理由のひとつとして、人を育てる・組織を創ることに本気でコミットしてみたいというのがありました。以前フリーランスでも技術顧問的な役回りでコミットさせていただく企業がいくつかあった中で、どうしても第三者的な立場で留まってしまう歯がゆさ感じていたんですよね。
20代はひたすらプロダクト開発に向き合ってきたキャリアでしたが、組織開発もすごく面白いと肌身を持って感じられるようになりました。メンバーや組織が成長していることに、大きな喜び、やりがいを感じています。
技術コミュニティへの感謝
この3年間で多くのテックカンファレンス・勉強会・交流会に参加させていただいてます。
はじめましての方とお話する際も、iCAREやCarelyのことを知ってくださっていたり、共通の知り合いがいることが多々ありそこから話が広がることも多く、フリーランス時代と比べて会社の看板を背負えることのありがたさを感じました。
今年はXで400名近くフォロワーが増えましたが、直接お会いした方が半数以上だと思います。今年出会えたみなさん、以前から親しくしてくださってるみなさん感謝です。特に今年は登壇のお誘いをいただける機会も増え、本当にありがたく思っています。
これからも弊社の取り組みや私個人の学び・気付きを技術コミュニティにたくさん還元していけたらと。
変わらぬ想い
自身や家族が働くことで身体を壊してしまったことがある経験から、「働くひとの健康を世界中に創る」というパーパスを実現したいという熱量は入社当初から変わりません、いや、それどころか年々熱くなっています。
年数を重ね、よりドメインやユーザーのことを深く知ることで、こんなことを実現できたら喜んでもらえそうだ・こんなチャレンジをしてみたいというアイデアも浮かんできてワクワクし続けています。産業保健の世界は奥深くて本当に楽しい。
そして役職・職種問わず、プロとして課題解決に取り組む素敵な仲間がたくさんいることが本当に嬉しい。ありがとうございます。
We're hiring!!
ということで、ともに企業の健康課題、働くひとの社会課題解決を推進する仲間を募集しています。エンジニアはもちろんのこと、全社様々なポジションを募集中です。
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