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MSX雑談:openMSX debugger最強説

openMSXというソフトがあります。BlueMSXなどと同じでMSXエミュレータです。C-BIOSというオープンソース?のMSXのBIOSが標準で付いていて普通にMSXが動作します。MSX-BASICはMicrosoftがライセンスを持っているので使えませんが、マシン語のROMなんかは普通に動きます。

で、このopenMSXにはopenMSX debuggerなるものもありまして、これが最強だということに気づきました。基本的にマシン語プログラミングはメモリやレジスタをモニタするだけがデバッグ作業のメインですが、openMSX debuggerを使うとGUIでモニタできます。下図のような感じです。

openMSX debuggerでのモニタ画面

画面右側のMain memoryという箇所で「Address」と選択して、その横の入力欄にアドレスを入力するとその内容がダンプ表示されます。
上図の例では、WK_MAP_VIEWAREA(D01AH)の中をダンプ出力させています。ビューポート情報ですね。
他にもレジスタの情報も表示されていることがわかりますね。
左側にはマシン語(命令)も並んでいます。
Debuggerの上メニューボタンにある「一時停止」ボタンをクリックするとMSXの挙動も一時停止します。なにかと便利。
特定のアドレスにジャンプとかさせたり出来るようですが、筆者は使ったことがありません。なによりアドレスの中が見えるだけでじゅうぶんです。

openMSX debuggerもWin用とMac用があります。筆者の環境はMacなのですが、Snapshot / SourceCode をダウンロードして自分でmakeしてbuildしました。

WebMSXとの差異もちょこちょこあるようですがワタシにはまだそれはわかりません。とりあえず便利だなーって思ったので投稿してみました。

セーラー服が似合うおじさんです。猫好き、酒好き、ガジェット好き、楽しいことならなんでも好き。そんな「好き」をつらつらと書き留めていきます。