ますを

新手の医療ソーシャルワーカーだった人。 今は新人OL

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新手の医療ソーシャルワーカーだった人。 今は新人OL

最近の記事

そうだ、MSWになろう。

大学は福祉系学科だった。 夢のない人間だったので、特にやりたいこともなく福祉職なら食いっぱぐれもないし、勉強してまで福祉の仕事に就く人はきっと優しい人だから働きやすそう。というふわっとした理由で福祉を学ぶことにした。 体力には自信がなかったので、介護職というと気が引けたし、どこか変わった場所で働いてみたいという気持ちもあって様々な場所で就職できる"社会福祉士"に興味を持った。 社会福祉士の勤務地は様々である。 児童や介護、障害はもちろんのこと、学校や刑務所など社会的支援が

    • 病院勤務、辞めました。

      突然だが、年明けに病院を辞めた。 年齢的にも区切りが良いかと思い、新しいことを始めてみようと思った。 今は病院から離れ、いわゆる"会社"に人生で初めて勤めている。改めて、勤務地としての病院は独特な場所だったんだなと感じる。 人手不足の中、あくせく働く病棟看護師 日々、ベッドの稼働率を血眼になって見ている管理者 そんな管理者に反感を抱く医者 医者や看護師と上手くやろうと空気を読む他職種 そんな毎日だった。 地域連携室という部署は、患者の入退院を管理する。病院によって業務内

      • 働くということ。

        1つ記事を書いたところで、何を書いて良いか分からなくなった。1年目の私の日記を書いたところで当時の気持ちをきちんと書く自信はない。初心に帰って、何故noteなど始めたかを考えてみた。 自分は上手く働けているだろうか。 自分は向いていないのではないか。 定期的にそんなことを思う。多分こういった考えに至る人間は、どこでどんな仕事をしていても同じ思考回路を彷徨うのだろうけれど。 仕事が終われば流行りの音楽を聴きながら、電車に揺られる。暗い車窓から見える明かりを見ながら、他人

        • 地域連携室

          「今日からよろしくお願いします。」 新卒で病院に入職した。社会福祉士という資格をもって、MSW(医療ソーシャルワーカー)となった。 これは、今でも未熟な私の、MSW日記。 まず、MSWという仕事を知っている人はどれくらいいるのだろうか。 地域連携室という部署に所属し、患者や家族、他の医療機関や施設、ケアマネと情報共有し入退院調整を行うのが主な仕事であるが、その業務内容は病院によっても様々である。 「病院の何でも屋」などと言われることもあるようで、いつぞやかの研修で「

        そうだ、MSWになろう。