ただの私

もう30年も前、大好きでいつも遊んでもらっていた、高校生になってからは将来の事相談にのってくれてた20以上年の離れたいとこの兄が癌を患い数年の闘病の末、亡くなった。私が社会人一年目だった。いとこのおかげでホスピスも知り私が一生大切にしたいと感じた仕事の事も知った。いとこはお前にはこういう仕事はすごくあってる、応援してるぞと言われた、亡くなったと聞く前日いとこは夢に出て顔見せてくれた、翌日仕事中に電話で聞いて泣きながら2時間運転して帰った、そしてお葬式で大声で泣いて最期の別れをした。あれから病院でずっと兄ちゃんが応援すると言ってくれた言葉を思い出しながらソーシャルワーカーをしてきた、いっぱい怒られたけどたくさんの人と出会えて幸せな時間もめちゃくちゃあって大好きな仕事になったし私の日常の一つになった。
でも人間関係うまくいかなくて病院辞めて今は独立してまだまださっぱり上手くいってないけど、病院で働く事はもうないけど兄ちゃんが応援してくれた、そのおかげで大好きになったソーシャルワーカーをフリーとしてやっていって私の喜び、
みんなの喜びを見るためにそれで兄ちゃんといつか会えた時に自信もって笑えるように今は新たなソーシャルワーカーとして進んでいくよ、私の兄ちゃんとして可愛がってくれて私の一生大事にしたいと思える仕事に出会わせてくれて、ありがとう。

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