Python実行環境構築(JupyterNotebook)
PythonのインストールからJupyterNotebookでの簡単な実行までの簡単な説明記事になります。
(2022年09月)
Python公式版のインストール
Python公式サイトよりPythonインストーラーをダウンロード
ご使用になる環境に合わせてインストーラーを選択して下さい
インストーラー画面内でPATH環境変数に自動的にPythonへのパスを追加するチェックボックス(「Add Python X.X to PATH」といった感じのチェックボックスです)がありますので、チェックをONにしておくと「Python」と記載するだけPythonの実行が可能になります。
(本記事ではパス追加されている前提でコマンド等記載しています)
インストール完了後の確認はWindowsならPowerShell、macOSならターミナルを使用してコマンドを入力することでPythonバージョンの確認が可能です。下記PowerShellでの例になります
> python -V
Python X.X.X
Jupyter Notebookのインストール
Jupyter NotebookはOSSで開発されているWebアプリケーションになります。
Jupyter Notebookのインストールはpipコマンドを使用してインストールします。下記PowerShellでの例になります。
まずは念のためpipのアップグレードを行います。
(最新の場合何も行われません。)
pip install --upgrade pip
次にJupyter Notebookのインストールを実施します。
特にエラー等表示されなければ、インストール完了です
pip install notebook
pipコマンドはPythonにおいてサードパーティ製のパッケージをインストールする際に使用するものになります。
Python3.4以上であれば標準でインストールされています。
インストール可能なパッケージは「PyPI-the Python Package Index」というサイトで公開されています
Jupyter Notebookの起動
初回のJupyter Notebookの起動はWebブラウザでのトークンの認証が必要になります。
コマンドを実行した際に自動的に表示されるメッセージの中に「http://localhost:8888/?token=[トークン値]」という文言がありますので
これをWebブラウザ上のURL欄に入力することで、認証が完了しWebブラウザ上でJupyter Notebookが起動します。
2回目以降はすでに認証済みなのでコマンド入力すれば自動でWEBブラウザ上でJupyter Notebookが起動します。
下記がコマンドになります。
jupyter notebook
Jupyter Notebookが起動すると下記のような画面が立ちあがります。
右側にある「新規」ボタンを押して「Python3」を選択します
すると下記のような画面が立ち上がってきます
ここの「In」のところにPythonのプログラムを記載しshift+enterを押すことで結果を出力できます。
最後に
以上でPythonのインストールとJupyter Notebookのインストールが完了となります。Jupyter Notebookを使用してある程度であればpythonの動きを確認できるかと思います。
今回は説明していませんが、Pythonの仮想環境を作成し、そこ上にJupyter Notebookなどサードパティ製のパッケージをインストールして作業を行うのが一般的となっています。
別記事で仮想環境の作成方法を簡単にまとめていますので、こちらも参考にいただければと思います。
Thank you for reading so far.