Agile Japanに参加してモチベーションがRebuildした
Agile Japanに参加した最大の収穫
11/16~17でAgile Japan2023に現地参加しました。私自身昨年初めて参加したので今回は2度目でしたが、現地での参加は今回が初めてでした。
参加した収穫はたくさんあります。その中で最大の収穫はと言われると、自分自身で気づいていなかった(というより認めたくなかったが近いかもしれない)、最近仕事に対して下がっていたモチベーションがRebuildしたことでした。(モチベーションにRebuildという表現が合ってるか自信ありませんが、今回のテーマに合わせたかったので大目に見ていただけると…)
アジャイルに対するモチベーションは失ってない、でも…
イベントの話をするつもりなのに、個人的な話からはじめてしまいあれなのですが…
アジャイルに対しては全くモチベーションは下がってないし、これまでアジャイルを進める上でやってきたことを疑ったことはありません。
でもアジャイルを推進するモチベーションを失いかけてたのは事実です。社内でもアジャイルを普及するために勉強会やイベントを積極的に開いても参加者がとても少なく心が折れたり、自分自身がいろんなことを発信しても実績がある訳ではないので会社や誰のためにもなっていない劣等感みたいなのを感じてました。
行動はしているけど、行動に対しての成果をあまり感じられず、どんどんモチベーションが低下していったと今ふりかえると思います。
Agile Japanに登壇していた人たちはみんないきいきしていた
登壇されていたすべての方が自分たちの信じるアジャイル、自分たちの進めるアジャイルに対して自信を持っていきいきしていました。
でもその人たちが全員アジャイルで自分たちの目指す最大の成果を出しているわけではありませんでした。まだまだアジャイルの旅の途中です。自分と同じ境遇の方も少なくありませんでした。
その中でも初日の最後に東京都デジタルサービス局の下家さんが仰っていた「アジャイルは楽しい」「アジャイルを実践したから良さが分かる」という言葉は最近自分が忘れていたことでした。ハッとさせられました。
置かれいてる状況への共感と今後への道筋
特に2日目にセッション登壇されていた、ニッセイ情報テクノロジー株式会社の小泉さんの発表は共感しかありませんでした。その中で小泉さんが社内でアジャイルを広げていく過程で自分と近い境遇になったときのことを「砂漠に水をやっている気持ちだった」と表現されていたのが強く心を打たれました。
これを聞いた時、アジャイルを社内で推進していく上で通るべき道を自分も通っているんだと実感しましたし、小泉さんのようにその状況を糧に更なるアクションが自分自身に必要なんだと気づくことができました。
会社の中で中でとずっと活動してきましたが、もっと外に出てたくさんのアジャイル実践者と関わり、自分自身の視野と知見を広げるタイミングだなと思うことができました。
今後更にアジャイルを実践していくために
今回のAgile Japan参加を経て、自分自身の中で決めた目標が3つあります。
アジャイル関連の外部イベントに登壇する(1度ではなく何度も)
社外のコミュニティに参加する
アジャイルの歩みをやめない、歩き続ける仲間を増やす
1に関しては外部イベントへの登壇自体経験はありますが、継続が大事だと思いました。純粋に名前を覚えてもらって今後たくさんのアジャイル実践者の方とお話をするためのきっかけになるだろうし、何よりもイベントで発信するためのインプットと実践をし続けたいというのが狙いです。
2はインプットの部分に大きくかかわりますが、もっとアジャイルについて知りたくなりました。社内や自己研鑽でインプットするだけでなく、もっと広くアジャイルについて学んでいくために外に飛び出そうと思います。
そして最後の3番。おそらく今後同じようにモチベーションを失いかけるような状況に遭遇すると思います。それでも歩みを止めてしまったらこれまでやってきたことが無駄になってしまいます。
そうならないためにも同じアジャイルを推し進める仲間ももっと作り、歩みを止めないようにしたいと思います。今回のイベントも同僚と一緒に参加しましたが、その同僚もこのイベント参加で大きな刺激を受けていました。そんな同僚や今一緒にアジャイルを進めている仲間たちと共にその輪を少しずつ広げていきます。
最後に
オンサイトでの参加したことでたくさんの人と交流できたことも自分自身がモチベーションを取り戻した要因です。
今までX(旧Twitter)や書籍、オンライン上の画面でしかお見掛けしたことが無かった人たちともたくさんお話ができ、心が躍りまくりでした。お話を聞いてもらったり、メッセージをいただいたり本当に貴重な時間でした。
現地で人と直接交流するのはいいですね。昨年のAgile Japanでもオンラインでネットワーキングに参加させていただきましたが、やはりリアルは熱を感じます。こういう熱を感じる人とのつながりがアジャイルには必要不可欠だと思いましたし、これからもその熱を感じにたくさんのイベントに参加しようと思います。
おまけ
クロージングセッションを全社員に聞いてほしくなった
今回のどのセッションも心打たれるものばかりだったのですが、Scrum Inc.のAviさん、JJさん、クロエさんのクロージングセッションは心の底から突き動かされ、セッションを聞いて泣きそうになるという初めての経験をしました。(オンライン参加で家で一人だったら完全に泣いてました。)
アジャイルとか関係なく、うちの会社すべての人たちに聞いてほしいと心から思いました。
恐竜の登場
1日目のLTに恐竜が登壇してました🦖
恐竜がLTしてるだけで十分なのに、変化に対応できず絶滅してしまった恐竜から、今起こっている変化に対応できないと私たち(恐竜)のようになってしまうぞ!と諭されるというストーリーまで完璧で思わず見入ってしまいました。こういう発表自分もしたいなと思いつつなかなか勇気出ないなと思いました…笑