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気づいたら社会人8年目ITエンジニア。 素晴らしいチームと組織を作ることを目標にがんばってます。

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スクラムマスターは何をモチベーションに働くのか?

この話のきっかけある日、社内でスクラムマスターを中心にスクラムについて自由にディスカッションするイベントが行われた。その際に出てきた話の一つがタイトルにある「スクラムマスターは何をモチベーションに働くのか?」だった。 私もあまりスクラムマスターにおけるモチベーションをこれまで考えたことがなかった。開発者という立場の時は、価値あるプロダクトを自分の手で作りたいとか、自分の手で直接生み出したものがユーザーに届き価値として感じてもらえることがモチベーションだった。しかし、スクラムマ

    • なぜ私はアジャイルを推し進めていきたいのだろうか?

      はじめに私はチームで取り組むことが好きです。小学生でサッカーを始め、中学の部活で素晴らしい先生、コーチに出会ったお陰で、チームで戦うことやチームのために個々が頑張ることを教わり、それが今の自分のチームに対する考えの礎になっています。 システムエンジニアになったのも、この業界がチームで取り組むことが基本にあることを知ったからというのが根本にあります。それくらい私はチームで何かをすることにモチベーションを感じています。 自分が働く上での目標自分が今働き続ける中で一つ目標としてい

      • 自分にとってのスクラムガイド

        何かあると必ず目を通している「スクラムガイド」普段アジャイルやスクラムを実践する中で私は「スクラムガイド」をよく目を通しています。アジャイル・スクラム実践者の多くが同じなのかは分かりませんが、私が最も目を通している文書は「スクラムガイド」であるに違いありません。 以前はスクラムを始める前に読むものというイメージがありましたが、よりスクラムを理解すればするほどこのスクラムガイドに立ち返り読み続けていると気づきました。 なぜ何度もスクラムガイドに目を通すのか単語表現がスクラムガ

        • RSGT2024に参加した話

          とても楽しみしていた初参加のRSGT2024RSGTの存在は たかひろさん が運営ボランティアとしてこのイベントに携わっていて、参加しなよと誘っていただいていたので知ってはいました。が、その時は外部イベントに行く勇気がなかなか持てず見逃してました。 今年度は自分の中で外の世界に興味がすごく出てきて、RSGTも自然と参加したい!というモチベーションだったので、激戦のチケット争奪戦に勝利しオンサイト参加のチケットを手に入れました。(スポーツ観戦のチケット争奪戦に鍛えられた甲斐があ

        • 固定された記事

        スクラムマスターは何をモチベーションに働くのか?

          2023年をふりかえる

          どんな一年だった?2023年は怒涛の一年でした。2023年が始まる時からそうなることは分かっていましたが、その想定を上回る怒涛さでした。今までも1年あっという間だなって毎年思っていましたが、その比にならないくらい今年は早かったです。 生活の変化4月に昨年購入を決めた一軒家に引越し、6月には子どもが産まれました。そこからが本当に時間の経過が速かったです。今までの1.5~2倍くらいの速さで日々が流れました。子育ても最初は生活リズムの変化に慣れず、がっつり体調を崩して子育て無理か

          2023年をふりかえる

          Miro Japan × TDCソフトの共催セミナーに登壇しました

          この記事は TDCソフト株式会社 Advent Calendar 2023の 10日目の記事です。 先日、Miro Japanさんと弊社共催のセミナーに登壇したので、そちらについてご紹介します。 セミナーについて12/8にウェビナー形式で「DXへの扉を開こう!Miroで実践するアジャイル開発の成功戦略」というテーマでお話しをさせていただきました。 普段Miroを使ってどのようにアジャイルを実践しているのか紹介してほしいということで、セミナー登壇の機会をいただきました。

          Miro Japan × TDCソフトの共催セミナーに登壇しました

          レトロスペクティブにPOが出なくていいっていつ誰が言ったんだ?(怒)

          この記事は、TDCソフト株式会社 Advent Calendar 2023 3日目の記事です。 私は怒っているとあるセミナーに参加していたときに、レトロスペクティブに関して講師の方がこう言及していました。 耳を疑ってしまいました。もちろん指摘してもよかったのですが、アジャイル固有のセミナーではなく、しかもその内容自体が試験に出る可能性があり、他の受講者に混乱を与えるのは良くないと思ったので、言いたい気持ちを抑えこみました….。 とはいえ、アジャイルを扱うのであれば正しい情

          レトロスペクティブにPOが出なくていいっていつ誰が言ったんだ?(怒)

          Agile Japanに参加してモチベーションがRebuildした

          Agile Japanに参加した最大の収穫11/16~17でAgile Japan2023に現地参加しました。私自身昨年初めて参加したので今回は2度目でしたが、現地での参加は今回が初めてでした。 参加した収穫はたくさんあります。その中で最大の収穫はと言われると、自分自身で気づいていなかった(というより認めたくなかったが近いかもしれない)、最近仕事に対して下がっていたモチベーションがRebuildしたことでした。(モチベーションにRebuildという表現が合ってるか自信ありませ

          Agile Japanに参加してモチベーションがRebuildした

          社内でスクラムガイドを読み解いていく会をスクラムガイドを読み終えるまで続けてみました

          はじめに社内の誰もが参加できる勉強会でスクラムガイドを最初から最後まで読み解いていくイベントを4月から始め、10月にようやく最後まで読み解き終えました。(合計13回開催になりました。) この勉強会を開催するにあたった経緯とやってみてどうだったかをこのnoteにまとめていこうと思います。 はじめたきっかけ私自身スクラムマスターや社内外のスクラム研修を実施するにあたってスクラムガイドをその都度目を通すのですが、読むたびに新たな気づきを得ていました。自分自身の経験や知識が伴って

          社内でスクラムガイドを読み解いていく会をスクラムガイドを読み終えるまで続けてみました

          優れたリーダーになるために優れたモチベーターでありたい

          リーダーを考えるきっかけスクラムマスターを務めるようになり、スクラムガイドを読むたびに考えさせられるのが以下の文である。 2017年度版のスクラムガイドには「サーバントリーダー」であると表現されていたものが最新版には「真のリーダー」というより高いレベルかつ抽象度の高い表現が使われるようになった。 これをきっかけに私は「真のリーダー」の姿を考えるようになった。 真のリーダーに欲しい一つの要素が「モチベーター」だった真のリーダーに必要な要素はたくさんあるはずだが、個人的に理想

          優れたリーダーになるために優れたモチベーターでありたい

          スクラムを実践していても「リーン思考」をあまり意識できていない気がした

          「リーン思考」はスクラムの理論の一つスクラムを実践するにあたり、理論の一つである「経験主義」の3本柱(透明性・検査・適応)はスクラムガイドの中でも多く触れられているため、意識して実践できていると思います。 しかし、もう一つスクラムの理論の中で触れられている「リーン思考」については、スクラムガイドでも「スクラムの理論」の章でしか触れられておらず、スクラム実践の中でどのようにリーン思考を実現するかは記載されていません。 だからというわけではありませんが、私自身が経験主義の3本柱

          スクラムを実践していても「リーン思考」をあまり意識できていない気がした

          Implementing SAFeを受講してSPCを取得しました

          受講のきっかけ5月下旬にScaled Agile, Inc と弊社が共催した「Implementing SAFe®」トレーニングを受講しました。私自身アジャイルの実践はほぼ100%スクラムで行っていました。ですが、今後組織全体へのアジャイル適用を目指しリードできる人材になるために、大規模アジャイルフレームワークについて学んでおきたいと思っていました。 その中で弊社がScaled Agile, IncとSAFe Gold Partnerとしてパートナーシップを組んでいることもあ

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          声掛けのプロを目の当たりにした話

          はじめに私事ですが、先日第一子が誕生しました。有難いことに出産にも立ち会うことができ、我が子誕生の瞬間を見届けることができました。 出産時はそれどころではなかったので気づけなかったのですが、ふりかえると「無事に出産を終える」というひとつのゴール、目標に対する助産師さんたちの声掛けのアプローチがとても素晴らしかったことに気づきました。 このアプローチは私自身も仕事の中で活かせそうだと思ったので、こちらの記事にそれについて書いていこうと思います。 大変な状況でも少しずつ前に進む

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          「やっていること」が「やりたいこと」に変わるとき

          この記事を書こうと思ったきっかけ最近後輩から悩み相談とまで言わないものの、困ってることとか悩んでることを打ち明けてもらえる機会が増えた中で、ちょくちょく聞くのが「やりたいことが見つからない」ということです。 確かに自分のことをふりかえっても、社会人3年目になるかならないかまで自分自身も明確にやりたいことが無く、強みにつながるやりたいことを見つけなければ!!と焦っていたことを思い出しました。 その時には自分が今やりたいことである「アジャイル・スクラム」とは既に出会っていましたが

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          スクラムチームに「No-Estimates」を導入してみた感想

          はじめに22年の11月から新スクラムチームのスクラムマスター(SM)を務めることになり、スクラムで開発を進めていくために様々な準備を行ってきました。 その中で個人として取り組もうと事前に決めていたのが「No-Estimates」の導入でした。 念のため先に断っておきますが、本記事ではストーリーポイント(SP)やそれによる見積りやベロシティ測定を否定するものではありません。私のこれまでの経験に基づき、一つのチャレンジとして取り組んだ内容とその感想をお伝えする記事です。 「No

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          家を買うときにトレードオフ・スライダーを使った話

          家を買う時に考慮したいことが多すぎた2022年、おそらく人生で最大の買い物になるであろう家を買いました。興味は元々あったのですが、本気度はそこまで高くありませんでした。しかし、興味本位で内件に行き実際の物件を見つつ、不動産の方ともお話していく中で、購入する決意が固まりました。 何件か内件をしながらどのような家が欲しいのかイメージを膨らませていったのですが、考慮したいポイントが多すぎてしまい、途中我々に買う家は何も無いのではないかと絶望するところまで来てしまいました…。 トレ

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