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人々を最高に輝かせる

この記事は Qiita TDCソフト Advent Calendar 2024 の2日目の記事です。

タイトルについて

これはモダンアジャイルで定義されている原則の一つを日本語訳したものです。私はモダンアジャイルの考え方自体がとても好きですが、その中でも特にこの原則が大好きです。
ここでいう「人々」はアジャイルなプロダクト開発を通じて価値を提供するユーザだけではありません。そのプロダクトを生みだす全ての人たちも含まれます。最高のチームこそ最高のプロダクトを提供できる。この考えが好きで自分も含めてチームみんなを輝かせたいと思っています。

最高に輝いている状態とは?

チームが最高に輝いている状態はそのチームによって定義が異なります。したがって最高に輝いている状態をチーム全員で共通認識も持つ必要があります。チームで共通認識を図るためのワークショップとしては下記 note 記事が非常に参考になります。

最高に輝くには?

最高に輝くためにはそのための環境であるか?も大事だと思います。私自身が思うその条件を記載しますが、現時点でその条件に合致している必要はなく、少しづつチームでその環境を整えていければ良いと思います。

自分やチームの取組そのものを評価してもらえる

プロダクトを作っていく過程ですべてが上手くいくことではないと思います。その上手くいかなったことに対して誰からも非難されるのではなく、その取組自体を評価し、上手くいかなかったことも次の成功に繋げるための糧にできるような環境が必要です。
そういう意味では「Norm Kerthの最優先指令」がチーム全体へ自然に浸透している状態かもしれません。

間違えてはいけないのは上手くいかなかったことには目を逸らしても良い訳ではありません。上手くいかなかったことも非難されることを恐れることなくチームで共有でき、その経験をもとにチームの次の取組に活かせる状態であることが重要です。

自分たちへの期待を示してもらえる

プロダクトを作るにあたり、自分たちに対して期待を感じられないとより良いものを作り届けようとするモチベーションが生まれないでしょう。したがってチームが最高に輝きすばらしいプロダクト生み出したいという内発的動機を生み出すために期待を示してもらえるかはとても重要だと考えます。
期待をしてもらうためにはそれなりの結果や振る舞いをする必要があります。どうしたら自分たちに期待をしてもらえるかを考えることもチームにとって必要な要素の一つではないでしょうか。

輝き方は人それぞれ

「最高に輝いている」といっても輝き方はチーム、そして人それぞれによって異なります。大事なのはチーム、そしてそこにいるすべての人たちを尊重し、互いに信頼し、協力し続けることです。
それはきっとアジャイルのみならず、様々な場面で有効であり必要な要素であると私は考えます。
チームと自分たちが輝くためにまずは何ができるか考えてみるのはいかがでしょうか?





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