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パパ、ママ、ベビーシッターさん

娘も生後2ヶ月になり、初めての予防接種を受けてきました。
何種類もぶすぶす刺されるのを見るとかわいそうに思えるけど、将来のためだね〜。何も頑張っていない親はご褒美にケーキを買って帰りましたw

さて今回は、ベビーシッターを利用してみて、「ありがたい!もっとひろまれ!」と思った話を書こうと思います。


きっかけ

夫の育休も終わりに近づいてきた日

われわれは悟ります。

これはひとりじゃちょっときびしいです
と。


新生児期と比べるとほんのすこーし落ち着いてきたものの、2〜3時間おきの授乳と無限抱っこは継続です。

しかも、夫が抱っこすれば泣き止むのに私は抱っこしても何してもギャン泣き、ということが頻繁にあり、なかなか辛かった。(今はなぜだか大丈夫になりました)

もちろん「頑張りなはれ」と言われればできるのですけど、、ちょっとしんどいよねーと。


そこで、住んでいる自治体から産後30時間分は助成が出て、1時間1000円でお願いできるありがたいサポートがあったので、慣れるまで利用してみることにしました。

シッターさんとの生活


娘は夕方にご機嫌ななめなことが多かったので、ひとまず毎日15:00〜18:00の3時間お願いしてみることにしました。

シッターさんには

・ミルクをあげる
・沐浴
・置いて遊べそうなら遊んでもらう
・それ以外はひたすら抱っこ

をお願いして、

その間わたしは

・家事(掃除・洗濯物たたみ・料理)
・雑務(郵便出し、メール返信、書類整理など)
・そのほか好きなこと
・できれば晩ごはんまで食べちゃう

をしていました。

こんな感じで軽く3時間くらい経ってしまいます。

シッターさんいわく同じような状況のお母さんたちは寝ていることも多いみたいです。
3時間寝れたらだいぶ回復するもんなぁ。

お願いしてよかったことナンバーワン


もちろん家事や自分の時間が持てることも嬉しかったのですが、新米母の私にとって、「ちょっとした育児相談ができること」がナンバーワンでした。

シッティングに来てくださる方は、だいたいが子育て経験をお持ちだったり、保育士や助産師経験のある方も珍しくなく

手遊びやベビーマッサージを教えていただいたり


わざわざ産院に電話するほどじゃないけど、これで本当にいいのかな?と気がかりに思うことをお話できるのがとてもよかったです。

たとえば娘は母乳もミルクも飲むのが下手っぴで、ちょっと飲んではすぐにオェッブホッッとなり、さらに飲めないことに癇癪を起こして泣きわめくのですが…

助産師とWワークされているシッターさんに授乳サポートをしていただいて、とても気が楽になりました。(相変わらず飲めないんですけどね^_^;)

ネットには死ぬほど大量の情報が落ちていて

普通なんてない、この子の個性だ、と頭ではわかっていても、「普通」を望んでしまう。ちょっと変わったことがあると、どこかおかしいんじゃないかと不安に思ってしまう。

そんな時、たくさんの赤ちゃんを見てきたシッターさんが、生身の娘を見て言う「大丈夫」には、底知れぬ安心感がありました。


また子育て経験のある方の昔話を聞かせてもらうのも楽しかったです。
そしてこの時もいつか昔話になるんだなと思うと、改めて娘が愛しく思えるのでした。

他人に子を預けることは悪なのか

ベビーシッターをお願いするときの心の障壁として、

高そう、家に他人を入れたくない、虐待されない?などなどの不安感であったり、

「他人に子どもを預ける罪悪感」があるのではないでしょうか。

うーん。わたしもちょびっとありました、罪悪感なるもの。

でも、半ば強制的に夫に申込みされ、シッティングに来ていただいた初日。

その日のすべての家事が終わって、好きな時間に好きなように体を動かせて、かわいいかわいい言われながら抱っこしてもらってぐっすり寝ている娘を見て。


心の底から思いました。

ええやないか、と。笑

いいじゃないの、3時間預かってもらっても残りの21時間はべったり一緒にいるのだから。

わたしが四六時中頑張って、結果へとへとに疲弊して、喜ぶのは一体誰?
残るのは、「誰にも頼らず私が育てているんだから!」というイガイガした自尊心だけではないか?と。

さらに言えば昔は、おじいちゃんおばあちゃん、親戚や友人、近所に住む人やお店の人など、パパママだけでなく、皆で子どもを育てる文化があったはず。

結果おーらい、家族みんなごきげんなのがいちばんです。

いつもにこにこ、誰にも頼らなくってもうまーく子育てされているお父さんお母さん方は本当に尊敬します。

でも万が一、ちょっと余裕がなくなってきたなぁ、疲れたなぁ、と思っている方がいたら、ベビーシッターさんをチームメンバーに加えるのも1つの選択肢かもしれません。

良いシッターさんばかりに巡り会えたからかもしれませんが、今はそんなことを思っています。

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