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Works : 子育てタウンミーティング 広報けせんぬま 他

「気仙沼市の子育てを育てよう」と行政や民間団体・企業などが一緒になって活動しているコソダテノミカタ。発起人の一人として、気仙沼子育てタウンミーティングを2019年度から開催しており、報告を兼ねた「かわら版」を定期的に発行している。その企画・デザインを担当。


2020年6月 広報けせんぬま

当初、下記のようにA3横2枚で各子育て支援施設等に掲示用としてデザインしていたものを、広報に載せるように修正しました。(広報自体は縦読み右綴じのため、なるべく違和感のないよう再配置。)

初めて開催した子育てタウンミーティングでは、ものすごくたくさんの意見が集まり、これをどうまとめたらいいのか、どのように方向性を示したらいいのか、そして今後どのように活かしていったらいいのか、みんなで頭を捻りがながら試行錯誤してきました。(コソダテノミカタの結成前)

気仙沼市のキャラクターである「海の子ホヤぼーや」をプロデューサーとして据え、子育て世帯と支援者や行政の間に立ってもらう形での表現は、なかなかいいアイディアだったのではないでしょうか!

市長に「ぜひ私服で来てください!」とお願いしたら、
素敵なセーターを新調してきてくださったので、デザインにおとしてみました◎
気仙沼らしさを海と山のイラストで表現。
うみねこも、カモシカも、魚もヒトデも親子をイメージ。

2020年8月 広報けせんぬま

こちらは新型コロナウイルスが子育てに与える影響についてのアンケートをまとめたもの。

2022年4月 広報けせんぬま

コロナ禍でしたが、行政・民間それぞれに子育て支援として大きな動きがありました。

当初のタウンミーティングで「預け先がない!」「一時預かりが欲しい!」といったニーズが多く出ていましたが、民間支援団体が一時預かり施設 ( 子育てシェアスペースおむすび ) がオープン!加えて、近所の方やママ同士での預け合いができる ファミリーサポートの手続きがLINEの導入で簡略化されたり、産後1年間 月2万円までの助成がはじまったり… 幼い子どもを育てる子育て世帯に嬉しいニュースを届けられました。

(2022年度は出張タウンミーティングとして親子が集まる支援施設等で開催。この2023年春のかわら版は、産休中だったため担当せず。)

2024年5月 広報けせんぬま

2023年度はコロナ禍があけて2年ぶりとなる、大きな会場でのタウンミーティングを開催。そこに向けて8月には子育てアンケートを実施。173名の方からご意見をいただき、それを元にタウンミーティングを行いました。
市長をはじめ、各担当課の皆さんも話し合いに参加してくださって、目の前の現状や問題をどう捉えて、どうやって解決していけるのかさまざまな議論が交わされ時間が足りないほどでした。

子育てタウンミーティングは、気仙沼市が主催、企画・運営をコソダテノミカタで行ってきました。2020年当初のことを考えると、本当に「子育てがしやすいまち」になってきている気がしています。

いち母親が市の子育て環境に関する意見を出して、それをたくさんの方が考えてくださる。そして、「みんなで子育て環境をよくしよう!」という心意気があるまちってだけで、なんだか安心して子育てができるのではないでしょうか。

まだまだ目の前に課題がたくさん出てきますが、みんなで取り組み、みんなで楽しんでいけたらと思っています!

個人的には、市役所の方もいち仲間として関わってくださっているのがとても嬉しく心地よく、私も遠慮なく「子育て世帯により伝わりやすいように」と表現のニュアンスや言い回しなどをずんずん直させてもらえることにやりがいを感じております◎ 


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