【頭にエンピツ刺さった時の話】
どうも!山口コンボイです!チョキピース!
今日は僕の頭にエンピツが刺さった時の話をしてファンを増やしちゃおっかな〜っ!
ヤラシイか!そりゃ頭にエンピツが刺さった時の話したらファン増えるもんね!
じゃあ表向きにはこうしよう!
みんなは頭にエンピツ刺さらないように気をつける為に読もう!
山口コンボイのメインのケガ。前頭部分の髪の毛が生えていないところ。
ライブや、街でジャンプの練習をしている僕を見た人の中には気付いている人もいるかと思います。
僕が保育園年長の山口マサタカくんの時。
暇を持て余していた僕は毛布にくるまり部屋中を転がり回る「太巻きごっこ」をして遊んでいました。
盛り上がってきて部屋の端の壁から反対側の壁までのタイムを数えながらそれを更新し続けました。
競技性を持たせる事によって達成感や幸福感を得て、太巻きはいつの間にか立派な恵方巻きになっていったのでした。
これ以上のタイムを叩き出せるかどうかという好タイムが出ました。
そのタイムを更新する為に対策を練り、足や肩を効果的に動かす事によってそのタイムを更新しました。
僕「やった〜っ!!!」
立ち上がり雄叫びを上げました。
人生最初の記録更新を噛み締めて興奮を抑えるために部屋を歩き回りました。
窓ガラスを見ると僕の頭にエンピツが刺さっていました。
ユニコーンのようでした。
我が子ども部屋ではマグカップに色エンピツを立てるオシャレな部屋づくりをしていました。
僕は回転した拍子にそのマグカップに頭から突っ込んだのでした。
僕の頭にエントリーした色エンピツは「あか」。
冷静な僕はとりあえずエンピツを引っこ抜きました。
痛みも無ければ血も出てきません。
これが良くなかった!
僕「痛くない!」
ただ上手く抜けなくて先っちょが頭に残ってフタしてるだけなのに。
理想のイメージは「すっごいキレイに刺さってすっごいキレイに抜けた」
不安解消の落とし所として「刺さった所をウェットティッシュで拭いておく」施術をしました。
これもおそらく良くなかった!
その後僕は普通にお母とお風呂に入りました。
とにかく落ち着きが無くてここまでもケガが多かった僕はお父やお母に怒られたくない子ども心に加え、
保育園年長になり物心までついてきた脳みそで大丈夫と思い込もうと必死でした。
大丈夫痛くないもん。血出てないもん。ウェットティッシュで拭いたしマキロンしてないけどシャンプーしたもん。明日も絶対に保育園で木登りするもん…!
翌朝目が覚めると傷口が化膿して粒あんみたいになってました。
粒あんぱん食べてた人すいません。
こしあんぱんだと思ってください。
お母「どうしたのこれ!」
僕「え〜?分かんないけど昨日頭にエンピツ刺さったかもしんない。」
仕事ができないやつの文法で億が動く発表をしていきます。
慌てて仕事を休みにして車のエンジンをふかす母。
前頭部は化膿してるけど木登りしたい僕。
ほこ×たて
お医者さん「わぁ〜手術です」
なんと入院して手術する事になりました。
僕「なんとかなりませんかね?」
と言うのをぐっとこらえて今週の木登りを諦める僕。
6年後にキンタマ1個取る息子の母親もこの時は相当応えていました。
お母「すいません…私の不行き届きで…」
僕「いやお母悪くないでしょ」
と言うのはこらえず言いました。
お医者さん「マサタカくんは、チョコとイチゴどっちが好きかな?」
チョコかイチゴを食べれると思った僕は
僕「え〜っ!?チョコ!!!え〜っ!?いいの!?」
と告げるとチョコの香りの全身麻酔をかけられて手術がはじまりました。
僕がウェットティッシュで拭いて良い感じだと思っていた傷口が三次会くらいグダグダになっていたので広い範囲の手術痕になりました。
術後目が覚めると女性の看護士さんが
「マサタカくんは先生の言葉にも笑顔で元気に答えて、手術も大変なのに乗り越えて…ほんと頑張ったねぇ…」
と涙を流しながら話してくれました。
お母も連られて泣いていました。
僕の目はギンギンでした。
なぜかというと手術を頑張ったら
「鉄拳3」
を買ってもらえる約束だったからです。
早く退院して新潟ご当地ゲームショップ「COMG !(コング)」に行きたい僕をよそに大人2人が泣いていました。
なにをメソメソしているんだと、鉄拳3が売り切れたらどうするんだと傷口が開く勢いで血液が駆け巡りました。
術後のお医者さんの説明で手術痕には髪の毛が生えづらいかもしれないと伝えられました。
なにを神妙な面持ちで話しているんだと、鉄拳3が手に入るんだから安いもんだろと、大人は勝手だと思いながら話し半分に聞いていたら退院できました。
ゲームショップに着くと残り一点の鉄拳3が置いてあった時の映像は今でもまぶたの裏に焼き付いています。
擦り切れるほど遊んでキングのジャイアントスイングまでコマンド入力しました。
皆様も自分や自分の子どもの頭にエンピツが刺さる時が来るかもしれません。
その時は是非!「当時の鉄拳3」くらいのご褒美を用意しましょう!