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「採用学」を読んでみた。

こんにちは。理系学生に特化した新卒採用のサービスを運営しているPOLで営業を担当しているまさしです!
今日は少し前に読んで、何度か読み直している神戸大学の服部先生が書いた「採用学」についてまとめていこうと思います。

・概要

神戸大学の服部准教授による採用を科学的に研究した結果についてまとめられた本。採用とはそもそもどういった活動なのか?という大きな話から、具体的な採用施策の事例紹介と、ひととおり採用のセオリーをインプットできる内容になってます。

・気づきと学び

個人的に一番面白かった内容は第4章の「優秀なのは誰だ?」というテーマです。
本章では、
・採用と育成はワンセット
・選考プロセスにおいては変わる資質と変わらない資質を区別して見極める
・見極めで見ない項目を決める
・募集プロセスと選考プロセスに一貫性を持たせる
といった内容が書かれている。
採用活動において、募集プロセスと選考プロセスを別の方が担当されるケースはよくあると思います。
その際、選考プロセスでは、どういった人材が母集団として集まっているのか、どういった項目を評価し、どういった項目は評価に含めないのか、候補者を自社へ惹きつけることが必要なのか、見極めることが必要なのか、といったことをある程度定め流必要があります。

また、もう1つ、全体を読んでの気づきとしては、採用は以下の各プロセスを最適化することと、全体に一貫性を持たせることが必要ということです。
プロセスとは、母集段階、選抜段階、定着という3つのプロセスです。
採用は、候補者が入社して終わりではなく、その後のパフォーマンスまでを含みます。
その際に、それぞれのプロセスを改善する考え方と、全体を通して一貫性を持たせて、最終的に入社した方のパフォーマンスが最大化される仕組み作りが大切になります。

自社の例になりますが、POLでは、中途入社された方が多く活躍されています。その一因として、候補者の方が入社前にPOLの雰囲気や人、働き方をリアルに知れる状態を作っているからかと思います。例えば、入社前に社内のイベントやMTGに参加してもらったり、選考プロセスでも実際の社員と多く会ってもらう事を実施しています。なので、選考プロセスから入社までのプロセスが滑らかになっているように思います。

最後に、本書では、上記以外にも
「いい採用とは何か」
「なぜあの会社には良い人が集まるのか」
「変わりつつある採用方法」
などといったテーマで、母集団形成、面接、選考プロセス、などそれぞれのプロセスに関して体系的な知識をインプットできます。

なので、初めて採用に関わられる方は、本書を読む事で、自分の業務と採用活動全体の紐付きを理解でき、より仕事を面白く感じられるようになると思います。
採用全体において今の業務はどういった目的、役割を果たしていて、何が求められるのかなどを理解することで、よりよい成果を上げられると思います。

最後までお読みいただいた方ありがとうございました!
採用に関しては、自分もいろいろ勉強中なのでおすすめの本などございましたら教えてください!!また情報交換なども大歓迎です!!
また、今後も採用に関して勉強した内容を発信できればと思います。

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