日記2020/5/17「映画・ハーフ・オブ・イットを観た」
昨日は雨で予定がひとつ潰れてしまったけど、雨の日は家で寝ているに限る。雨の音を聞きながらうとうとするのがいい。
今日は見事な夏日で、予定通りCDを借りにツタヤに行った。
山下達郎の「For you」と中村佳穂の「AINOU」、SIRUPの「CIY」を借りた。paellasは置いてなかったので渋谷のツタヤが再開したら借りに行こうと思う。
3枚ともよいアルバムで、順番に聴いているがこんな晴れた清々しい日には山下達郎の曲が心地よい。
昨日観たネットフリックスの映画「ハーフ・オブ・イット」のことを思い出す。
とてもいい映画だった。Filmarksで★5つをつけて珍しくレビューを書かずにはいられなかったくらいに。
ラブストーリーではないけれど、愛についての話。
すべてが希望に満ちていて、人生を、人との関わりをもう一度信じてもいいんじゃないかっていう気にさせてくれた。
本当の自分を打ち明けてそれを理解される奇跡みたいな瞬間のこと、自分をさらけ出す勇気を持つことが人生をどう変えていくのかということ。
人と深く関わろうとすると傷ついたり傷つけたりしてしまうけれど、それを恐れないことがどんなに大切かということ。
本当に奇跡みたいな映画で、静かに物語は展開していくのに後半はずっと涙が止まらなかった。
人と関わることについて、私が恐れためらいながら生きているからなのかもしれない。
勇気を持つことの大切さについて時々思い出したように自分に言い聞かせるのだけど、これがとても難しい。
自分の気持ちを言葉にする勇気、思ったことを行動に移す勇気。
私にとっては簡単なことではない。
でも、この映画を観て、自分を隠して生きて行く人生を歩みたくないと改めて思った。
オープンに、私のままで、生きて行くことが幸せであり、それはワガママなんかじゃなくて私を成長させてくれるのかもしれない。
それぞれが持つ愛のかたちはそれぞれ違っている。
「愛は厄介でおぞましくて利己的、それに大胆」
「愛とは、相手にそのままでいてほしいと願うこと」
この映画ではいろんな愛のかたちを描いていて、友情でも恋愛でもあるんだけど、傷ついて傷つけられていてもどれもが本当に美しい。不格好だとか関係ない。こんな美しい愛の物語を私は他に知らない。
本当に大切にしたい映画だ。
この気持ちを忘れずに明日からも生きていけるといいな。
人に絶望する毎日の中に射した一筋の光。
希望を持つことも勇気だ。
人生に大切なのは愛と勇気。
アンパンマンが歌っていたはずなのに、この年になって本当にそう思うよ。
遅いかな。
ううん、人生に遅いなんてことは一つもない。
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