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【社員インタビュー】XRソリューション課柏木さん

こんにちは!エム・ソフトnote運営事務局です。

今回から新企画として、エム・ソフトの社員インタビューをお届けいたします!

まず第1回目は、XRソリューション課の柏木さんです。
入社後、AR、MR等の技術に携わり、現在では係長として活躍している柏木さんに、いろいろとお聞きしました!


入社タイミング・所属事業部・チームを教えてください。

2016年に新卒で入社し、クラウドシステム部XRソリューション課に所属しています。

現在は、自身がリーダーを務めるチーム(2~3名ほど)で、MicrosoftのHoloLensやデプスセンサーを活用したシステム開発を中心に、複数の案件を担当しています。

Microsoft HoloLens 2

今担当しているプロジェクトは、ゼネコン(土木)向けに、施工の進捗状況や目に見えない構造をARやMRの技術を利用して視覚的に分かりやすくするシステムを提供しています。
具体的にいうと、iPadやHoloLensを活用し、現場での情報を直感的に把握できる専用アプリを開発しています。システム構築には、主にC#を使用し、Unityを活用しています。

入社前の経歴を教えて下さい。

千葉工業大学 情報科学部(現在は名称変更)を卒業し、在学中は画像処理を専門とする研究室に所属していました。
大学ではC、C++、C#などのプログラミング言語を学んでいました。

プログラミングに興味を持ったきっかけは、中学生の頃に出会った「ひまわり」というプログラミング言語です。
当時、ゲームが好きだった私に対し、母が「そんなに好きなら自分で作ってみたら?」と勧めてくれたことが大きな転機となりました。
そこから、プログラミングへの興味が深まり、高校も技術系の学校へ進学しました。

エム・ソフトのどんなところに惹かれて入社しましたか?

学生時代、サークル活動や卒業研究でKinect v1を活用しており、それを業務で扱っている会社を調べる中でエム・ソフトを見つけました。他社ではKinectを活用できる企業があまり多くなかったため、学生時代の経験を活かせる環境だと感じたことが大きな決め手になりました。

※Kinect ・・・Microsoftが開発した、カメラや赤外線センサーを使ってユーザーの動作や音声を認識できるデバイス

特に、画像処理とKinectの技術に関われる点に魅力を感じ、「やりたいことを実現できる環境」であることを重視して入社を決意しました。

入社して良かった、嬉しかった出来事はありますか?

入社した頃にちょうどHoloLensが発売され、その技術に出会えたことが良かったと思います。
そのうえ、HoloLensを活用したプロジェクトにも携わる機会があり、その中でも特に印象的だったのが「ゴジラ・ナイト」のプロジェクトです。

学生時代からイベントに関わることが好きだったこともあり、自分が開発したアプリを実際に体験している人たちの姿を見ることができたのは、とても嬉しい瞬間でした。
このゴジラ・ナイトという大規模なプロジェクトに携わることができたのも貴重な経験であり、入社して良かったと感じた大きな理由の一つです。

ゴジラ・ナイトの様子

入社して大変だったことはありますか?

HoloLensのような新しい技術は当時まだ情報が少なく、特に日本語の資料はほとんどありませんでした。情報があったとしても英語が中心だったため、問題が発生した際には翻訳ツールを活用しながら、試行錯誤を繰り返して対応する必要があり、そこは少し大変だと感じていました。

また、不具合が発生した際に、その原因がアプリ側にあるのか、それともハードウェア側にあるのかを切り分けるのが難しい場面も多くありました。

最近ではチームのメンバーが増え、より責任が大きくなってきたことでプレッシャーを感じる場面もあります。
ただ、それは同時に成長の機会だと思うので、経験を積みながらより良いプロジェクト運営ができるよう工夫していきたいと考えています。

エム・ソフトってどんな人が多いと思いますか?

優しく穏やかな雰囲気の人が多いと感じます。もちろん、時には注意や指摘を受けることもありますが、必ずフォローがあり、成長を後押ししてくれる上司が多いと思います。

また、自分の意見をしっかり伝えれば若手の意見でもきちんと受け止めてもらえる文化だとも感じています。
実際に自分のアイデアが採用されたり、積極的な発言がプロジェクトに活かされたりする場面も多くあります。

趣味、休日の過ごし方は?

休日は外出したり、友人と飲みに行ったり、ゲームを楽しんだりと、リフレッシュする時間を大切にしています。

最近は、社会人サークルでバスケットボールをすることが増えました。月に1~2回ほどサークルに参加し、体を動かすことでリフレッシュでき、仕事への良い刺激にもなっています。

若手の時にやっていてよかった、またはやっておけばよかったことはありますか?

◎やっておいてよかったこと
業界知識を深めるために、画像処理やXR技術に関する最新のニュースを積極的にチェックしていたことは良かったと感じています。
お客様との会話の中で話題の幅を広げるのにも役立ちますし、技術のトレンドを把握しておくことで、仕事のアイデアや提案なども考えやすくなっていると感じます。

◎やっておけばよかったこと
英語の学習はもっと力を入れておけばよかったと感じています。翻訳ツールを活用すればある程度対応できますが、細かいニュアンスの違いを理解するのは難しく、直接やりとりが必要な場面では特に苦労しました。

また、展示会などで海外の方と直接コミュニケーションを取れると、より深い情報を得られるので、今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。

技術的な知識はどこで身に着けていますか?

技術的な知識は、主にIT系のWebサイトやニュースサイトから得ています。
実際のプログラミングでは、公式ドキュメントやオープンソースのコード(ライセンスを確認の上)を参考にしながら、学習と実践を繰り返しています。

特にプログラムに関しては、趣味で書くコードと仕事で求められるコードには違いがあるのですが、これは先輩からの指摘を受けて身に付けました。

設計やプログラミングの作法については、関連書籍を読んで自己学習しています。

これからエム・ソフトでどんなことをやっていきたいですか?

今後はXR事業をさらに拡大していきたいと考えています。
大規模なプロジェクトもそうですが、より多くの案件を同時に進められる体制を整え、事業の幅を広げていきたいと思います。

HoloLens 2のデモ

また、これまでの延長線上だけでなく新たな方向性にもチャレンジし、XR技術の可能性をさらに広げたいと考えています。そのためには社内の体制を強化し、より積極的に仕事を獲得できる組織に成長させることが重要だとも思っています。

また、事業の拡大に伴いチームのメンバーも増やし、より多くの人と新しい技術やアイデアを形にしていける環境を作りたいと思っています。

最後に

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最後までお読みいただきありがとうございました。


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