会ったこともない人に恋をしたあの頃
学生の頃、会ったこともない人に恋したことが2度がある。
1度は中学生の頃にハマっていた「CURURU」というブログを通じて知り合った人。
「ドナルド」というユーザーネームからふざけていたが、その人のブログやコメントはユーモアにとんでいて、何度もメッセージのやりとりしていくうちに、その人のことしか考えられなくなった。
しかし、その気持ちを共通の友人に相談したところ、まさかの「ドナルド」が女性だという事実を知り、あえなくその一過性のドキドキは終わった。
2度目は、高校生の時の移動教室の机の上。
ある日、移動教室で自由に座った机の上に鉛筆で「お腹すいた」と書いたところ、次の授業の時に「わかる。」と返事が来ていた。
それから何回かやり取りが続き、移動授業があるたびに返事が待ち遠しくなっていた。
結局、授業内の席替えで落書きのやり取りは終わってしまい、相手が男か女か、先輩か同級生なのかも分からずじまいにだけど、あの柔らかい胸のときめきは、きっと恋だったと思う。
正直、相手に好意を持つ時、男か女か、年齢がどうこうなんてのは関係がない気がしている。
中学生の頃の私は相手が同性と知り、一歩引いてしまったけど、相手の本質的な部分に触れられたら、そんなこと関係なく惹かれてしまうことだってあるだろう。
今、私の横にいてくれる彼には惹かれるべくして、惹かれたと思っているし、彼もそうであったらこんな嬉しいことはない。
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