私たちは幸福な人たちか


自殺者数の国別の指標では
日本は10万人あたり、年間18人で
世界では多い方から18番目
2位の北朝鮮は日本の倍で38人
3位の韓国は29人ということになっている

世界幸福度ランキングでは
日本は56位で
一位はフィンランド
北欧諸国が上位に並んでいて
なぜ、日本はどうしてこんなにも低いのだろう

幸福度を測る指標は
1、一人当たりGDP
2、社会保障制度
3、健康寿命
4、人生の自由度
5、他者への寛容さ
6、国への信頼度
となっていて、1、2、3は悪くないはずなのに
4、5、6が低いせいだろうか
コロナの時、確かにコロナ警察とか言われて
互いに取り締まるような窮屈さがあった
他者への不寛容さというか、不安からか条例違反を許さないような空気だった
日本人は世間の目をとても気にする一方、少数派には厳しい目を向ける
みんなが周りをキョロキョロ見て態度を決める
他者への不寛容さと心配性が幸福度を下げている可能性がある
ウエルビーイング(自分らしくある)には
周りの目を気にしすぎてしまっているのかもしれない
ウエルネス(心身ともに生き生きと前向き)を志向するには
横向き、後ろ向きになっているからだろうか

自分の生き方を自分で決めるのではなく
周りの誰かに委ねているような
周りの空気に従うような
自由よりも、依存が強いためだろうか
「やってみよう」よりも「ちょっと待て」
「ありがとう」よりも「コノヤロウ」
「ありのまま」より「こうあるべき」
「なんとなかる」よりも「こうなったらどうすんだ」
心配性がウエルネスにブレーキかける
せめて外を歩く時くらい
マスクを外してはどうだろう