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「働きがいのある会社ランキング」に5年連続エントリーして思うこと


働きがいのある会社

「GPTW」great place to workを初めて知ったのは

アメリカのGPTWにランキングしている会社の視察ツアーに

行ってからです

GoogleやFACE BOCK  ZAPPOS  Whole Foods Market

など、名だたる会社をツアーで訪問するたび、その会社の広報担当は

自社の取り組みを誇らしくプレゼンするわけです

60人くらいのツアーで来た、日本人たちに向けてね

それをみた時、いやぁ、こっち側じゃなくて、あっち側に行かなきゃなぁ

と、思いました

それからですね、興味を持ったのは、社員があんなに誇らしく

自社の物語を語れるなんて、さぞかしって

初めてのエントリーは、2016年頃だったと思います

エントリーは当時世界では5000社と言っていて、日本では400社くらいだった

と思います

結果は、散々でした、 ランキングしている会社の平均値が79点の

ところ、ウチは56点、もう、問題外の外です

いったい一位の会社は何点とっているんだろう?って感じです

最初の社員へのアンケートは 前置きなくやったものだから

社員にとっては、良い点数をつけたら、会社は更新しないんじゃないか?

だから、社員は厳しめの点数をつけたようなところもあったと思います

ガッカリでした

でも、それある意味、勘違いの始まりでした

社員の働きがいを高めるために、色々ヒアリングをしました

そしたら、出るわ出るわ、要望、改善要求、課題がね

気になったところは、すぐに改善したり、色々とお金をかけるところは

かけて、改善をはかりました

でも、それってキリがないんです、どこまでも社員の要望を聞いて

良くなったところで、プラスにはならないんです 良くなったら良くなったで

それが当たり前になっちゃいますから

でも、始めたからには上位ランキングに入りたい

そうして、何年も続けて5年も続けちゃった

改善、改良されたところは結構あると思います

しかしね、 おかしなことになってくるというは、社員が会社を評価する

ってところです ネガティブ点数をつけて、意見を言えば、それに会社は応えてくれる

そんな感覚が芽生えてくる

サロンや、会社は社会から評価を受ける立場です

社員も社会の中の一人ではあるんですが、まずは世間の評価です

会社が社内の物差しを優先して、改良、改善を進めて行っても

点数はそんなに上がらない 社員が辛い点数をつけるから、会社は

自分達の待遇が良くなるという風に思わせてしまうところがあるからです


今にして思えば、やりがいの一番のところは成長性なんだと

どれだけ自分が成長しているか、を感じれる会社が良い会社で

成長を感じれる会社というのは、ぬるい会社じゃないんです

待遇や、働きやすさは大事ですが、成長を感じれることって

ある意味、負荷がかかることで、負荷を楽しめる人が集まってる会社なら

良いのですが、一般的にみたら、それはブラックな会社に見えたりします


部下が上司を評価する会社は、上司は人当たりの良さや

聞いてくれる上司が良い会社となっていきます

それだと、部下の居心地は良いでしょうが、成長性はあるかといえば

ぬるい職場、会社に成長性は期待できません

要するに、何事もやってみて勘違いして軌道修正しての繰り返しなんだと思います