ケムリイモ賛歌
『ポケモンLEGENDSアルセウス』登場のクラフトアイテム、ケムリイモ。
道沿いにある畑の近くを通る度に空目して仕方ないので、
知り合いのおっちゃんに頼んで収獲させてもらいました。(2023/11/5)
所感・希望・幻覚混じりの自由研究に よろしければお付き合いください。
■ 外観
……大体こんなのですよね。
お手持ちのゲーム画面か攻略本152ページ等を参照ください。
ケムリイモの第一印象は里芋でした。
葉っぱの様子・親芋にくっついてる子芋・孫芋、横線が入っているのがそれっぽいかなと。
(Twitterで検索かけると似たような事呟いてらっしゃる方がいて安心した)
■ 自生している場所
紅蓮の湿地・天冠の山麓・純白の凍土、ゲーム内マップだと少し過酷な地。
黒曜の原野など平坦な所ではなく、人を拒むような所にあるイメージです。
これに関しては自然薯かな? で当たりをつけましたが、伝手がなく断念。
妥協案として自然薯の友達ポジション、長芋に登場してもらいます。
(自然薯が気になる方は検索するか掘りに行ってほしい)
葉っぱの付き方がケムリイモと全然違いました。
検索すると『折らないよう慎重に掘り進んで……』みたいで大変そうです。
オヤブンポケモンから逃げつつ採取! はとても無理ですね。折れる。
■ 仮想採取
ゲームだとAボタンで採取できるので再現がてら雑に引っこ抜きました。
土の状態によるにしても、かなり根本に近い部位を上手く引っ張らないと外れたり折れてしまう。無惨にも取れました。
スーパーでよく見かけるのは小芋・孫芋ですね。
(おっちゃん曰く)落ちた小芋からまた育っていくそうなので、自然物を採取し過ぎないという意味ではアリかも。
『来年の為にも山菜は取り過ぎない』とかそういうので。
変に折れた箇所からすぐ変色していきました。
節の所以外で折れてるとムベさんの所での売価が下がりそう。
ゲーム主人公には丁寧に採取した美品を即納してもらいたいものです。
■ 『ケムリイモ』という名前
里芋下処理でよくある手順が下茹で。
その時に浮き上がる白いぬめりがケムリっぽいかなと こじつけておきます。吹きこぼれの原因にもなる厄介なやつ。
こういった事情からも里芋モデル説を個人的には推します。
(めかくしだまは煙が充満しますが特殊用途かなと)
■ 説明文・レシピより
使用法が『すりつぶしてor乾燥すると粉末になる』……そうなので、
ケムリイモを使うクラフトからちょっと考えてみます。
【もりのヨウカン】
コロコロマメ
きらきらミツ
ケムリイモ
よせだまのもと(これは不明なので触れません)
最初、豆と芋による混合の羊羹とも考えましたが、材料の並び順からするとコロコロマメがメイン。
もりのヨウカンの色味が黒。コロコロマメは緑。(現実の黒枝豆から想像すると)ゲーム画面に出てくるのは未成熟なやつ、もりのヨウカンに使われるのは熟したやつと仮定しました。
きらきらミツは糖類で甘味料。
海藻類(寒天代わりのバリバリモとか?)ではなくケムリイモ(粉類・デンプン)が使われているので、練り羊羹ではなく蒸し羊羹のようですね。
現代でも販売されているので絶対おいしいやつ。
【あべこべやき】
スイートトリュフ
ケムリイモ
もちもちキノコ
ポフのみ
……攻略本156ページの絵からするとお好み焼きのような?
ケムリイモはつなぎの材料に使われていそうです。
【めかくしだま】
ケムリイモ
タマゼンマイ
粉末による物理的目隠し。
■ LAにおけるケムリイモの出番といえば
ゲーム的に言うなら、コトブキマフィンのような回復アイテムでもなければ SVのサンドイッチのような効果も無い。
ポケモンではなく人間の食べ物、イモモチが振る舞われるイモヅル亭。
クラフトで作れない・イモヅル亭でしか食べられない特別感はゲームストーリーの節目の印象的なシーンが多かったです。
(次のDLCで写真館のようなイモヅル亭食事イベント追加を期待しています)
現代より古いあの時代、現代人だったゲーム主人公も含め登場人物皆に飢えてほしくないし、何ならおいしいもの食べていてほしい。
……の思いでヒスイの食生活に思いを馳せたかった怪文書でした。
御閲覧ありがとうございました!
おまけ。イモヅル料理に挑んだ話は 興味ありましたらどうぞ。