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肘関節:内側側副靱帯


よくある質問

こんにちは!エコトレです。普段は接骨院の院長をしながら、専門学校の非常勤講師、エコーセミナー講師をしております。

学生や有資格者にエコーを教えているとよく聞かれることがあります。

”正常と異常を見分けるにはどうしたらいいか?”

ん〜難しいですよね。。私もいまだにわからないことも多く勉強中ですが、この質問に回答するならばこうです。

”正常像を覚える!”

この一言に尽きるかな。と思います。

正常像を覚える

一言に正常像を覚えると言っても奥が深いです。

・画像がなぜそのように描出されているのか?
・描出されている組織はなんなのか?
・触診している部位と描出している部位が合っているか?

この3つがとても大切です。超音波の特性や解剖学の知識が求められます。

さらに、

・どのような力が加わって損傷したか?
・圧痛点はどこにあるのか?

という情報もとても大切です。

エコーを描出する前に、問診や触診、検査である程度損傷している組織を頭の中で限定し、そこからエコー検査を行い最終確認となります。

なので、

”正常像を覚える。”

というのは、機能解剖、触診、超音波特性を頭で理解しながら、プローブを操作し、頭と体を同時に使う、高度な技術です。

画像解説

この記事では、肘関節内側の正常画像について書きたいと思います。

機能解剖を描くと長くなるので、割愛させていただきます。
色々な書籍や動画、サイトがございますので、機能解剖の解説はそちらにお譲りいたします。

エコー画像の解説をメインで行います。

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