福島の甲状腺検査の構造的問題・いったん立ち止まって「検討」すべき理由
福島県「県民健康調査」検討委員、そして座長代理も務められた稲葉俊哉先生のインタビュー記事です。
福島県で原発事故後継続されている甲状腺検査の構造的問題についての指摘がされたのは初めてのことだと思います。
(以下序文より引用)
01. 原発事故による福島県民の甲状腺被ばく量は非常に低かった。したがって、原発事故前や他県と比べても、被ばくの影響は見えない、すなわち解析不可能であると予想される。
このことは原爆調査と比較するとわかりやすい。
広島や長崎では、放射線被ばくの健康