オメデタ報告を喜べなかった日々
振り返ると、子供が欲しくて不妊治療をしていた時期は、人の妊娠や出産の報告を聞くのが嫌で、敏感になっていました。
喜んでみせないといけないと思うのですが、もう一人の自分(本心)が邪魔をするのでした。
そんな時、「私って心が狭いなぁ」とか「人のことで喜べないなんて、嫌な人間になってしまった」とか考えて、苦しかったです。
そんな私の苦しみをよそに、周りからは容赦なくオメデタ報告が入りました。
そして、出産祝いを買いに百貨店のベビー用品売り場へ行くのが、本当に嫌な時がありました。