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不妊治療の経験談

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不妊治療を経験した私が思ったことや、今考えていることをまとめています。
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#妊娠

不妊治療 ”自分のゴール” 設定の大切さ

不妊治療を始めたばかりの頃は、誰だって希望を持っていますよね。 さあ、専門家の指導の下、これから赤ちゃんを授かるぞ!辛くても頑張るぞって。 その時、不妊治療のゴールのイメージって、「妊娠おめでとうございます!」と言われて、喜びで顔を紅潮させながら夫と目を合わせて笑い合う私って感じでしょうか? 私もそんなイメージしかなかったです。 それを期待して治療を始めるんですからね。(*-ω-)ウンウン♪ 治療を始めたら、治療自体を把握するだけでも大変で、色んな薬とか、タイミングとか

¥500

妊娠報告で友人とサヨナラした話

私がもう子供を産まなくてもいいかもしれないと思い始めていた頃、学生時代からの友人から連絡が入った。 キラキラと装飾された文字にはこう書いてあった。

¥300

オメデタ報告を喜べなかった日々

振り返ると、子供が欲しくて不妊治療をしていた時期は、人の妊娠や出産の報告を聞くのが嫌で、敏感になっていました。 喜んでみせないといけないと思うのですが、もう一人の自分(本心)が邪魔をするのでした。 そんな時、「私って心が狭いなぁ」とか「人のことで喜べないなんて、嫌な人間になってしまった」とか考えて、苦しかったです。 そんな私の苦しみをよそに、周りからは容赦なくオメデタ報告が入りました。 そして、出産祝いを買いに百貨店のベビー用品売り場へ行くのが、本当に嫌な時がありました。