MIDIキーボードのUSB修理を試みたが失敗した記録
概要
iRig KeysというMIDIキーボードを持っていて、ポチポチ使っていました。安価ですが37鍵のタイプ。
あるとき机から落下させてしまい、USBコネクタ部分がもげてしまいました。これの修理を試みた記録です。なお、成功しませんでしたので、ただの思い出記録です。
本体を分解
作りもとても簡単になっていて、分解自体は難しいものではありませんでした。シンプルなメイン基板と関連基盤がフラットケーブルで接続されている感じの構成になったいます。今回のターゲットとなるUSBコネクタ部分を確認します。
基板上のUSBコネクタをキチンと見たのは初めてでしたが、外側のケース部分とコネクタ部分の接続は簡単にハマっているだけでした。画像右のコネクタ部分は基板のパターンも付いてきていることがわかります。
また、ピンは5本なんですね。これぐらいなら頑張れば人力ハンダ付け行けるかな?と思わせてくれます。
撤去
とりあえずコネクタの残骸を撤去してみました。コネクタのケース4カ所で固定される構造です。
コネクタ購入
Amazonで購入しました
設置
実は、ずいぶん昔、30年ぐらい前にX68000というパソコンに3.5インチFDDを接続しようと、買ってきたドライブが内蔵用のバルクもので、フィルムのケーブル接続でした。コネクタの根本にリード線をハンダ付けして動作させた経験があります。たしか30~40ピンぐらいあったと思います。
それに比べたらたったの5本、何とかなると思ったのですが、たぶんピンピッチはその比ではなく、かつ、こちらも老眼で全く見えない…
それでも頑張って付けました。3番ピンはパターン剥離しているので、ジャンパのようにしています。とても汚いです。
確認
残念ながら、デバイスとしては認識・動作しませんでした。
一応テスターを当てると繋がっているようではありましたが無理だったようです。
結構頑張ったんですが。残念ながら廃棄しました。