夏 肉饅頭 茹で海老 △
おぎゃあ。
やあ
ぼく。
檸檬の香りが恋しい
初夏とは言い難い気温の日に
行く末を案じても仕方ない
不遇の何かを見出した
同輩よ
繋がらなかったものに嘆かないことだ
無理に納めてもいずれ壊れる
同輩よ
途切れたものに嘆かないことだ
繋いでいてもいずれ壊れる
同輩よ
躊躇いが生まれたなら大事にすることだ
取り繕ってもいずれ壊れる
全ては真理
余地もなし
合点は行くが
こころ裏腹
何れこの世の終わりまで
何しろ長いこの時世
有象無象と知りつつも
容易く千切れぬ歯切れ悪さよ
目覚めて残るは指何本か
易々切れる強さが欲しい