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春季中国大会の振り返りー審判編ー

こんにちは。
前回に引き続いて、春中を振り返っていきます。
今日は審判についてです。

審判に臨むにあたって

通常の審判の場合、試合1時間前くらいからプレゲームカンファレンス(プレカン)という打ち合わせ相手審判の方とします。
しかし、今大会僕は学連の仕事とチームの試合があったため、プレカンがほぼできずに担当の試合に臨みました。
また、1ヶ月ほど審判活動をしていなくて、教採や就活による運動不足もあり、正直準備不足でした。

ただ、準備不足を言い訳にしてできないのは選手にも申し訳ないので、心の準備と何を注意してみるかを考えておくことを事前に行いました。

試合の総括

僕が担当したのは計2試合でそのうち1本が2PO(2人制)、あとの1本が3PO(3人制)でした。
特に3POは公式戦では初で、2POとは動き方や見方もかなり変わってくるのでかなり緊張しました。

2試合とも、僕は特にもらい足のトラベリングを厳しく吹くことを心がけました。
最近のU19世界大会や代表戦などの国際大会を見ていても、日本人特有のキャッチしてからさらにホップするミートの仕方(ジャパニーズステップ)が問題視されていて、実際にこの大会の他の試合でもトラベリングを厳密に取る審判が多いと感じました。
だからこそ、正しいミートの仕方を定着させるためにも、ミートのところは細かくみるようにしました。

1試合目は男子の試合で、両チームともハードに頑張る気持ちのいいチーム同士の試合でした。
リングへのアタックの意識も強く、できるだけファウルで試合の流れを切ってしまわないように気をつけました。
それでも何本か、ファウルには違いないけどオフェンスに影響のないものをコールしてしまいました。
また、ボールのないところの接触に対して視野を向けるのが若干遅れたのも反省です。
あとは、前述した通り運動不足で、4Q後半には足がつりかけてしまって本当に情けなかったです、、(ちゃんと運動します。)
久しぶりの審判で課題も多かったですが、試合の流れを左右するようなミスジャッジもなく、クリーンなゲームになったのは良かったかなと思います。

2試合目は女子の試合で、3POでの審判でした。
最初は慣れない3POで緊張しましたが、相手審判の方が、僕に動きやすいように助言やサポートをしてくださったおかげで試合の序盤にある程度慣れて判定に集中できるようになりました。
序盤こそ吹きこぼしはあったものの、判定については特に大きな問題はない試合だったと思います。
2POをしてからの3POだったからこそ、3POの利点を感じることができました。
1試合目の2POでは見きれなかった、ボールのないところのプレーや、見にくかった角度が、3POでは余裕を持ってみることができ、今の時代3POがなぜ推し進められているかわかった気がしました。

全体を振り返って、今後に向けて

今大会は上級の審判の方々の支えが本当に大きかったです。
上級の方々は自分よりも圧倒的に余裕があり、1試合を通してどういうゲームにしたいかを見通しを持って考えておられて、B級に上がるために必要なものが何か感じ取ることができました。

また、学連やチームという立場でもあったので、多くの審判の方の支えがあってこそ試合ができているということが自覚でき、一緒に大会を作ってくださった審判の方々に本当に感謝したいと思います。

最近あまり審判活動ができていなかったですが、教採の一次試験も終わり、もう少ししたら余裕も出てくるので、今まで以上にいろんなカテゴリーの審判活動に取り組んで、審判のスキルアップをしていこうと思います。

次回は学連活動について振り返っていきたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!!

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