春季中国大会の振り返りー学連編ー
こんにちは。
今日は春中の振り返りラストということで、学連活動について振り返っていきます。
中国学連について
振り返る前に、ざっくり中国地区の学連がどんなものなのか書いていきたいと思います。
中国学連は、全国の中でも小規模な学連です。
学生の構成員は4-5名で、毎回開催県の大学から運営スタッフの学生を出してもらいながら大会を運営しています。
学連の構成員の学生は、主に各チームの学生に指示を出したり、学生の連絡先となったり、広報や各種企画を運営したりすることが仕事です。
昨年までは、学生主体で何かするというよりかは、なんとか大会を最低限運営するための組織っていう感じでした。
それが今年からは、事務局の先生からの助言や指導もあったおかげで、学生主体での企画や運営をしていこうという流れになってきました。
学生のための大会を大人に頼りきりでやるのではなく、学生が求めるものを学生の手で作っていこう、そんな思いで今年度の学連運営が始まりました。
春中は、いわばそのスタートとなる大会でした。
準備の大切さ
かといって、このご時世で対面で話し合いができるわけもなく、LINEやメール、zoomなどを用いてオンライン上で学連員や各チームとのやりとりをしながら準備を進めてきました。
僕は学生委員長2年目で、大会運営について各チームや開催県の学生とやりとりをしながら準備や運営の指示を出す立場にありました。
ですが、大会の出だしは最悪でした。
開催県への事前連絡がうまく取れておらず、また、準備も事務局の先生に任せすぎてしまっていて、開催県の運営担当の学生を困らせ、当日の準備にバタついてしまいました。
さらに、大雨の直撃によって交通機能がマヒし、多くのチームの到着に影響が出るという緊急事態も発生し、その対応も遅れてしまいました。
今年度は学生主体でやろうとしていたのに、出だしからそれが体現できていないことを実感し、事務局の先生にも注意していただいたこともあり、深く反省し対応にあたりました。
今回の準備不足について、学生委員長として本当に情けなく、大きな後悔が残ります。
ですが、逆に言えば準備段階で何が必要かが明確にわかったので、次の大会に向けての財産にもなりました。
人が集まることの可能性
正直、僕の学連役員としての能力は本当にポンコツです。
僕にあるものは、空回りしがちな熱意と、3年間最前線で大会に関わってきた経験くらいです。
だからこそ、周りの人の大切さを感じる機会になりました。
まず、初日の開催県への学生への指示が曖昧かつ不確定なものばかりでした。
なので、運営の学生と学連の連携がうまく取れず、ミスも目立ちました。
僕は2日目教員採用試験のため抜けることが決まっていたので、1日目に出た反省や学生に指示して欲しいことなどを他の学連員にできるだけ綿密に共有しておきました。
すると、2日目はスムーズに指示が通っていたみたいで、トラブルも少なく大会が運営できたそうです。
正直、自分がなんとかしなければ、という気持ちが強く、空回っていました。
でも、やるべきことを明確に伝えることさえできていれば、周りの人間はタスクを的確に遂行できるのだと実感しました。
また、専門性が集まることの可能性も感じました。
今年度から、試験的な試合動画の配信と、公式Instagramの運用を始めました。
はっきりいって、どちらも自分の得意分野ではありません。
この2つに関しては、今大会はスペシャリストに活躍してもらいました。
動画配信は学連外の学生さんが、Instagramの運用のための写真や動画の撮影編集は今年から学連に入ってくれた撮影編集が得意な子が、本当に頑張ってくださいました。
自分のスキルだけでは不可能だったこの2つが、スペシャリストによって可能になったのです。
自分だけではできないことでも、多くの人が集まったり、ある分野に長けた人がいたりすることで、いろんなことが可能になるということを身をもって感じ取りました。
こうして集まってくださった方々には本当に感謝すると同時に、委員長である僕は、そうした人材を信じて適材適所に配置する視野と余裕が必要なのだと思います。
これからの課題
今大会ははっきりいって課題だらけでした。
ですが、課題解決のための道筋も明らかになった大会でもありました。
準備に関しては、どれだけ大会本番をイメージし、そのために各所にどれだけ密にコミュニケーションが取れるかが勝負です。
これは僕がどれだけ大会当日をイメージし、事前に行動できるかにかかっています。
もう一度自分の責任を自覚して、行動に移していきたいと思います。
人材に関しては、困難さも残ります。
今回は多くの学連外の方々にも手伝ってもらえましたが、人材がいることは当たり前ではありません。
この人材の継続的な確保のためには、どれだけ学連と各チームとが信頼関係を結べるかが肝になると思います。
学連に興味を持って力を貸してくれる人を見つけるためにも、まずは学連という組織をオープンかつクリーンにし、各チームにとって馴染みやすいものになるように取り組んでいきたいと思います。
さいごに
記事では課題ばかり上げましたが、今年の中国学連は一味違います。
今までの中国学連では、こんな課題は課題として上がりませんでした。
今は、それを解決し、より良い組織にしたいという思いを持った人が多くいます。
実際、広報活動はInstagramを用いた結果かつてないほど充実していますし、次の大会に向けての企画案も多くあります。
なによりも、人の熱意があります。
みなさん、これからの中国地区の大学バスケットボールにご期待ください!!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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