心が震えた名曲10選(邦楽編)
心が震えた名曲10選(洋楽編)に続いて、今回は邦楽編をお届けします(まいど、大袈裟なタイトルですいません(^^;)。
Journey to Harmony(嵐)
2019年11月、天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典が皇居前広場で行われ、奉祝曲の第三楽章として披露されました。
君が笑えば世界は輝く…
奉祝曲なので、「君」とは今上天皇のことであり、陛下の笑顔が世界を輝かせるとの願いが込められています。
同時に、「君」とは私たち一人一人のことでもあり、自分自身や周りに居る人の笑顔が、誰かを輝かせ、また自分も輝くことができる、そう思いたくなる素晴らしい曲です。
STORY(AI)
AIが作詞・作曲したシングルで、2005年にリリースされました。
限られた時の中で
どれだけのことが出来るのだろう…
今日という一日を大事にしながら、時に誰かを守り、時に誰かに守られながら、諦めないで共に生きていく。どんなに困難でも、重い扉は必ず開くものだと勇気づけられます。
時代(中島みゆき)
中島みゆき作詞・作曲のシングルで、1975年にリリースされました。その後、他の多くの歌手によってカバーされ、2007年には「日本の歌百選」に選ばれた名曲中の名曲です。
リンクは薬師丸ひろ子によるカバーですが、透き通るような歌声がとても美しいです。
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し…
僅か23歳という若さでこれほど深みのある楽曲を創り、「糸」や「地上の星」など、数々の名曲を世に出してきた中島みゆきは、本当に凄い人だと思います。
道標(福山雅治)
福山雅治が作詞・作曲したシングルで、2009年にリリースされました。歌詞に登場する「その手」や「あなた」などは、福山本人の祖母をイメージしたものだそうです。
人に出逢い 人を信じ 人にやぶれて
人を憎み 人を赦し また人を知る...
働き者で愛情深かった祖母を道標に生きていこうとする福山雅治の思いは、やがて自分自身の亡き祖父母の在りし日の姿と重なり…
たとえ理不尽な目にあおうとも「ただ毎日をまっすぐ生きる」ことを大切にしようと思いたくなる一曲です。
蕾(コブクロ)
小渕健太郎が作詞・作曲したシングルで、2007年にリリースされました。本人が、18歳の時に亡くした母に捧げた曲です。無償の愛で自分を生み育んでくれたことへの感謝の思いが溢れています。
掌じゃ 掴めない 風に踊る花びら
立ち止まる肩にヒラリ
上手に乗せて 笑って見せた
あなたを思い出す 一人
同時に、命のはかなさを歌い上げる。ひとつひとつの歌詞が、とにかく深くて、美しい一曲です。
青春の影(財津和夫)
チューリップのシングルで、1974年にリリースされました。作詞・作曲はボーカルの財津和夫。その後、他の多くの歌手によってカバーされています。
君の心へ続く永い一本道は
いつも僕を勇気づけた...
「別れ」とも「始まり」とも受け取れる内容ですが、何気ない日々こそが最高の幸せであることを説いた純恋歌です。
しかし、財津和夫さんは、歳を重ねてもなお澄み渡るような歌声をお持ちですね。
ずっと2人で…(GLAY)
1995年にリリースされたGLAYの初期のシングルで、作詞・作曲はTAKURO。結婚するTERUの姉のために書き下ろしたそうです。
あの日あなたに出逢わなければ
愛しさも知らないままに...
この世にたった一人、めぐり逢ったこの人を大切にしていこう。そういう思いに溢れています。代表曲という訳ではないですが、GLAYの中では一番好きな歌です。
あなたと共に生きてゆく(テレサ・テン)
テレサ・テンのシングル曲で、1993年にリリースされました。意外かもしれませんが、作詞はZARDの坂井泉水、作曲は織田哲郎です。
あなたと共に生きてゆく
小さな幸せ 抱きしめ...
この曲も、めぐり逢えた「あなた」と希望をもって共に生きていく。そういう思いに溢れた旅立ちへの賛歌です。
夏の終わりに…(TUBE)
1996年に発売されたアルバム「Only Good Summer」の収録曲です。
綺麗な海も青空も
君がいなけりゃ意味がない...
「Remember me」、「君となら」、「十年先のラブストーリー」など、TUBEの歌曲は情熱的なものが多いですが、この曲はTUBE史上ナンバーワンのバラードだと思います。後半からの盛り上がりが凄いです。
365日(Mr. Children)
2005年にリリースされたMr. Childrenのアルバム「SENSE」の収録曲で、作詞・作曲は桜井和寿。NTTのCMソングにもなりました。
365日の 心に綴るラブレター
情熱に身を委ねて書き連ねる...
こんな風に一途になれるなら、とても素敵な生き方だと思います。
以上、心が震えた名曲10選(邦楽編)でした。人を癒し勇気づける音楽の力って、本当に凄いですね。
私は、映画も音楽も、ジャンルや時代にとらわれずに鑑賞できる質なので、来月は趣向を変えて「アニソン編」を掲載したいと思っています。♬