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【自己紹介】「心の守り」を問い続けて

note を始めて5年目を迎えました🎈 これまで、きちんと自己紹介していなかったのと、これからも、note を書き始めた初心を見失わないために、あらためて自己紹介をさせて頂きたいと思います✨ ーーー(2024.8.16 更新)ーーー 📌 note を始めたきっかけ あるとき、ふと気が付けば社会的にも組織的にも人の面倒をみなければならない立場になり、若い頃に先輩から「いつか、自分を育んでくれた社会に恩返しする時が来る」と言われたことを思い出しました。 自分に何が出来るか

    • 心が震えた名曲10選(声楽編)

      力強い歌唱力が際立つ声楽を集めてみました♬(洋楽5選、邦楽5選) Both Sides Now - Emilia Jones 原曲は、1968年にリリースされたジョニ・ミッチェル作詞・作曲のフォークソングです。 最近では、映画「コーダ あいのうた」のラストシーンで、エミリア・ジョーンズ(主人公のルビー)がカバーしました。   人は成長するにつれ、物事の「表と裏の両側」が見えるようになり、人生のことが分かった気になっていても、本当は何も理解っていないのかもしれませんね🌳

      • 大海軍史(後編)~ 蘇った日本海軍

        前編では、水軍の興りから帝国海軍の解体に至る日本海軍の歴史を俯瞰しました。 後編では、戦後の海軍力(海上自衛隊)再建の動きと、旧海軍との連続性についてお話します。(以下、文字削減のため「である」調で記載) 1 戦後日本の再出発 1945年9月2日、米海軍の戦艦「ミズーリ」艦上で降伏調印式が行われ、同年11月30日の海軍省廃止をもって、大日本帝国海軍は解体された。 翌12月1日に発足した第2復員省(通称「2復」)が、将兵の帰還や機雷掃海などの残務処理を担った。 2 海軍

        • 大海軍史(前編)~ 日本海軍の興亡

          今回は、これまでの海軍小話の集大成として、前編では日本海軍が歩んできた歴史を俯瞰し、後編では日本海軍との連続性を持つ海上自衛隊の創設秘話についてお話します。(以下、文字削減のため「である」調で記載) 1 日本海軍の発祥 一般に、江戸末期に創設された幕府海軍が近代日本海軍の発祥と考えられているが、戦前の皇国史観の中では、皇軍が初めて船団を組んだ神武東征の御船出が日本海軍の発祥とされていた。 2 水軍の興り 古墳時代には、兵士を乗せた船団による水上戦闘が始まっている。663年

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        • 私の厳選書庫
          41本

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          環境問題 ~ 水俣病について

          今回は、水俣病という公害について取り上げたいと思います。 水俣について 以前、「出水のツル」と日本の心についてお話しましたが、 その鹿児島県出水市から、僅か18kmほど北に行くと、熊本県水俣市があります。 水俣(みなまた)とは、水(み)の又(また)、つまり「川が二又に分かれたところ」を意味します。 この地方には、幕末の頃から海風という自然の力を利用した底引き網漁が盛んで、「海の貴婦人」ともいわれる「うたせ船」が、八代海(別名、不知火(しらぬい)海)のシンボルとなってい

          環境問題 ~ 水俣病について

          「白くま」を食べながら思ったこと

          最近のこの異常な暑さに、環境問題という観点からも日本の将来にも危機感を覚えます。 特に、小難しいことばかり考えていると、頭の中までヒートアップしがちになるのですが、そんなとき、心も身体も深部からクールダウンできるのがかき氷です🍨 日本かき氷協会によれば・・・ これらの条件を満たせば、熱中症対策としてかなり有効なのだそうです。 という訳で、早速、コンビニで「白くま」を買って来ました。 かき氷としての「白くま」という言葉は鹿児島が発祥と言われ、農林水産省のホームページに

          「白くま」を食べながら思ったこと

          薩摩偉人伝 ~ 西郷隆盛(後編)

          後編では、西郷さんの遺訓や稲盛和夫さんの著書などを交えながら、私たちが手本とするべき考え方や、目指すべき社会の在り方について提言して参ります。 (以下、文字削減のため「である」調・敬称略で記載) 1 西郷という偉人が生まれた背景 (1) 薩摩隼人の伝統気風 古来、南九州には「隼人」と呼ばれる勇猛果敢な民族が住んでいた。 隼人は、次第に大和民族と同化したが、その勇猛さは地域の伝統気風として生き続け、本居宣長が「薩摩隼人」を再定義したことで、薩摩藩士が目指す理想の武士像がよ

          薩摩偉人伝 ~ 西郷隆盛(後編)

          薩摩偉人伝 ~ 西郷隆盛(前編)

          私のこの地での最大のテーマは、稲盛和夫という巨頭を生み出す原点となった西郷隆盛にあるのですが、推敲を重ねてようやく記事がまとまりました。 前編では、私自身の頭の整理として、波瀾万丈だったその足跡を振り返り、後編では、私たちが手本とすべき考え方や教訓などを導出します。(以下、文字削減のため「である」調・敬称略で記載) 生い立ち 1828年1月、西郷隆盛は、薩摩藩城下の加治屋町に薩摩藩士の長男として生まれた。西郷家は大家族で、その暮らしは決して裕福ではなかった。 西郷は、子

          薩摩偉人伝 ~ 西郷隆盛(前編)

          薩摩偉人伝 ~ 東郷平八郎

          1848年1月、東郷平八郎は、西郷隆盛や大久保利通が生まれ育った薩摩藩城下の加治屋町に、薩摩藩士の四男として生まれました。 幼少の頃は、辛抱強い子として西郷隆盛の弟・吉次郎から可愛がられていたそうです(西郷隆盛とは、20歳年下になる)。 1856年、島津斉彬公が水軍を創設したとき、父から「将来は水軍に進め」と諭されました。(以下、文字削減のため「である」調・敬称略で記載) 薩英戦争に従軍 1862年、 島津藩の行列を横切った英国人が殺傷された生麦事件を機に、翌1863年

          薩摩偉人伝 ~ 東郷平八郎

          心が震えた名曲10選(応援歌編)

          今日から7月ですね。 もうすぐ、パリ・オリンピックが始まりますが、テーマソングは、YOASOBIの「舞台に立って」という新曲になるそうです。 今回は、過去のオリンピックのテーマソングなどを中心に、応援歌を集めてみました。 Fly High - milet 2022年、北京オリンピックのテーマソングです。空高く身も心も高揚するような一曲です✨ 誓い - 平原綾香 2006年、トリノ・オリンピックのテーマソングです。歌詞が凄くいいですね✨ SMILE 晴れ渡る空のよ

          心が震えた名曲10選(応援歌編)

          ふるさと再発見 〜 海軍の秘密基地

          今回は、「ふるさと再発見」と題して、我が故郷・熊本についてのご紹介です。 熊本県は、外洋から離れた九州の真ん中に位置し、自称「海軍通」の私自身、長らく「熊本には海軍に関する遺構はない」と思っていました。 ところが数年前、熊本県南部に位置する球磨郡錦町に、かつて「山の中の海軍航空隊」と呼ばれた秘密基地があったことが分かってきました。 本稿では、およそ6年前に、この地に建てられたミュージアムについて紹介し、後半で基地建設に至ったナゾに迫りたいと思います。 ミュージアムの概

          ふるさと再発見 〜 海軍の秘密基地

          「薩摩隼人」とは何か

          鹿児島では、「やっせんぼ」(意気地なし)と対照的な言葉として、勇猛果敢な人には「薩摩隼人」という言葉が使われて来ました。 今回は、西郷隆盛の代名詞とも言うべき薩摩隼人という言葉ができた経緯や、その意味についてのお話です。 そもそも「隼人」とは何か 8世紀、日本が律令国家としての形を整え始めた頃、南九州には隼人(はやと)(注1) と呼ばれる、朝廷に従(まつろ)わぬ人々が居ました。 (注1) 少なくとも7世紀までに南九州に勃興した隼人は、大和朝廷とは習俗を異にし、朝廷から平

          「薩摩隼人」とは何か

          島津斉彬公と「昇平丸」

          鹿児島県民に「鹿児島のヒーローは誰?」と尋ねると、決まって返ってくる答えは西郷隆盛です。 一方で、「確かに西郷は県民のヒーローだけど、西郷を育んだ薩摩藩主・島津斉彬(しまづ なりあきら)公が、その原点だ」と答える人も居ます。 今回は、西郷隆盛の原点たる島津斉彬公の人となりと功績、そして彼が手掛けた洋式軍艦についてお話します。 島津斉彬公について 島津斉彬公は、江戸時代後期の島津家28代当主で、薩摩藩11代藩主です。 「三百諸侯(注1) 中、並ぶものなし」といわれた偉材

          島津斉彬公と「昇平丸」

          日本海軍発祥之地「美々津」を訪ねて

          今回は、宮崎県北部の太平洋に面した日向市美々津町と、日本海軍発祥にまつわるお話となります。 美々津(みみつ)という地名は、その昔、神武東征(注1) 御舟出の港として御津(みつ)と呼ばれていたことに由来するそうです。   (注1) 神武東征については、こちら☟ 日本海軍発祥之地 神武天皇の皇軍は、現在の宮崎市にある皇宮屋(こぐや)(注2) を発ち、日向市にある美々津の港から船に乗り、瀬戸内海から紀伊半島方面を目指しました。 (注2) 神武天皇が東征するまで過ごした宮居の跡

          日本海軍発祥之地「美々津」を訪ねて

          ひむか神話街道 ~ 高千穂町を訪ねて

          「ひむか神話街道」シリーズ第3回は、皇祖発祥の地と伝えられる高千穂町(たかちほちょう)をご紹介します。 以前、天の逆鉾がある天孫降臨の地・高千穂峰のお話をしましたが、高千穂町は、こちらとはまた別の場所になります。 高千穂町は、九州の真ん中、宮崎県の最北端に位置し、阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流を五ヶ瀬川が侵食して作られた高千穂峡や、「岩戸隠れ」などの日本神話にまつわる名所が散在する観光スポットです。 「高千穂」の名の由来 「高千穂」という言葉は、天照大御神の孫である瓊

          ひむか神話街道 ~ 高千穂町を訪ねて

          稲盛記念館 〜 西郷隆盛の教え

          稲盛記念館の第二弾は、西郷隆盛にまつわるお話です。後段で大切なお話をしますので、最後までおつき合い下さい (^ ^; 1 「敬天愛人」について 前回、記念館の入口には、「敬天愛人」というレリーフが飾られているとお話しましたが、 この言葉は、明治時代の文学博士・中村正直(なかむら まさなお)の造語といわれ、簡単に言えば「天を敬い、人を愛すること」を意味します。 西郷隆盛の座右の銘として、著書「南洲翁遺訓」(注1) にも登場します。 (注1) 南洲とは「南の島」を意味し、

          稲盛記念館 〜 西郷隆盛の教え