2023仙台戦(H)36節
すごいです。客観的に試合結果を並べると、絶好調のジェフ。シーズン序盤に取れなかった勝ち点を軒並み回収しているような勢いで、連勝が続いております。
今節の対戦はホームフクアリで仙台と。アウェイではビルドアップのミステイクから失点してしまい、日高選手のスペシャルなフリーキックなんかもあったんだけど最終的には、2-1で敗戦でした。
今節はキャプテンの出場停止と小森ヒイロの病み上がりと。そして新井一耀の離脱と。いくつかのアクシデントをかかえつつも、代わりに出場する選手の活躍に期待ですね。
そんなかセンターバックは、メンデス、佐々木コンビ。佐々木に至っては右の担うのはかなり新鮮な。そしてFW。呉屋さんですね。男を見せる時。
ジェフの調子の良さの裏付けは、走力でしょう。ここ最近の圧力は本当に迫力がある。守備時もそうだけど、攻撃に転じた時の枚数の掛け方は、みんなが信じて走りまわってる。ムダ走りを惜しまない。いやムダなんて無い。だからね、アクシデントが起きても、落ちるとこなく、ただ目の前のチャンスを決めるために、走るのみ。だから仮に失点しても、勢いを失う事なく走り続けることができるのではないでしょうか。
まず、今節はフクアリがすごかった。席とれんがな。久しぶりにこの感覚を味わっていました。声もよくでてたし、選手に響いてたよな。13,000人越え。迫力がある。仙台サポーターも集まったし一体感もあった。これだけの入場者数になったのは、仙台サポーターのおかげでもある。しかしジェフサポもまあ集まった。今シーズンの終盤に向けて、この雰囲気を維持できたらな。
ゲームも面白かった。先制はロングスローから。ロングスローの競り合いから、今節スタメンの佐々木がボレーで叩き込むシーン。放り込んだボールの競り合いも粘り強かった。セットプレーやロングスローのゴールが増えると強いよな。あまり奇抜な事はしないけど、ちょこちょこゴールしてます。この後の数試合で革新的な変化はないだろうけど、走って取れるチームがセットプレーまで手に入れたら強いですね。
そして、そして2点目。なんだか夢を見ているような展開でゴールが生まれました。センターバック、佐々木から左サイドに展開。これを日高がうまく処理して、前のドゥドゥに。そのままインナーラップした日高にドゥドゥからのスルーパスが通る。そしてディフェンダーとゴールキーパーの間を通すグラウンダーのクロスに走り込んだのは、呉屋。今シーズン2ゴール目はらしいゴールとなりました。まず、左への展開だけど、これ右奥からのボールで、佐々木さんにしか蹴れないようなボールだったんじゃないかな。処理した日高選手もうまかったけど、このプレーにつながった、佐々木フィードがすごかった。そのあとのプレーよかったし、最後の呉屋の突っ込みも決めてくれたのも実にすばらしかった。
失点のシーンは反省ですね。アバウトなボールを放り込んで、まえがかりに来る相手には、放り込まれたボールを確実に跳ね返すことが大事なんだろうけど、ここで落下点を誤って相手にうまく収められたり、捌かれちゃうと致命的なシーンになってしまうので。めんどうだけど、しっかり切るようなプレーや跳ね返すプレーを確実にやらないと。
ここは、落下点を誤って前のめりになって、突進する相手チームのボールになって鋭いゴールを決められました。サッカーは一瞬の判断で明暗が分かれてしまいます。反省しましょう。ただよかったのは、このあと追加点を取れた事。しかも、取られた失点のパターンをそのままやり返したようなシーンに。終了間際の田口選手のクリアボールに対して、浮いたボールを処理する選手目掛けて圧力をかけるヒイロ。追従するように猛烈に指示する小林監督。この時間にまだこの圧力を掛けれるのは、途中出場の選手の頑張りもそうだし、そのセレクトもお見事なわけで。今日でいえばこのボールに絡んだ、ヒイロと駆け上がってきたヨネのがんばりはお見事だったと思います。この意識を埋め込んでいる監督の戦術眼もいいですよね。
ハイボールの処理の話をしたけど、この点メンデスは強いなー。まずポジション取りが卓越してる。高さもあるけど、位置取りのうまさが光りますね。セットプレーでもいきそうだ。ドゥドゥと共に終盤戦の鍵となるかもしれないね。
次は岡山。昇格争いのライバル。ソロモンや末吉がおります。レンタルでの契約ででれないのかな?
まあでも、相手どうこうでなく、やることやるだけです。