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2023栃木戦(A)35節

 ジェフいいぞ。勢いある。言っていい。調子いいって、言っていい。
 今節は、訳あってリアルタイム観戦できず、ましてや現地にも行けず、情報遮断のまま夜中に追っかけ再生という形で観戦しました。
 相手は栃木SC。佐藤祥くんのいるチーム。確か山口慶さんがチームのなんかやってだ気がする。突然ジェフで引退した山口慶。小柄な選手だっけど、小学校の時は大きかったらしく、ビッグケイと呼ばれてたらしいですよ。どうでもいい話でしたね。
 ジェフは突然の小森不在。めぐるチャンスは呉屋さんに。
 チームはお互いに調子がいいもの同士という事で、硬直した試合となりました。
 特に、栃木はしっかりとブロックを組んで引いて守る形。ジェフはボール保持をする形となり、なかなか決定機まで持っていけない。ある程度保持してくれるチームに前から高い圧力をかけて戦い、そこからチャンスを多くつくるジェフにとって、苦しむような展開でした。
 ただ、ゴールこそ決まらないものの、小森のアクシデントでスタートから入った呉屋さんへのボールは、しっかりと収まってましたし、無理な体制のボールにもしっかりくらいついて、保持できてたんじゃないでしょうか。
 ゴールという形までもっていけなかったのは、残念だけど、全然戦えるところは、はっきりと見れたんじゃないでしょうか。
 これから後半戦は特に総力戦になってくるわけで、これまでサブに回っていた選手が、活躍する場面は必ずやってくると思います。それまで爪を研ぎながら、そのチャンスをものにして欲しいものです。
 栃木には、イスマイラがいました。京都にいたあのイスマイラ。失点しないためには、この選手を封じないとなりません。それに交代で入ってくる選手がとても良かったですね。
 硬直した試合の終盤に、いいタイミングで、ジェフにとっては、よくないタイミングで選手を変えていた印象です。高萩選手も矢野紀章選手もまだまだ脅威の選手だと痛感しました。
 もちろん一緒のタイミングで入った祥君も。ジェフはその交代で入った矢野さんの諦めないプレーに、鈴木が決定機を阻止するファールをしてしまいました。これ、退場は免れないプレーだったと思うけど、ポイントなど議論が残るような判定になりました。結果的には、PKストップの上、精神的に割り切れたという点で、ジェフの方に優位に働いたようにも見て取れるけど。まあそれはあくまでも結果論。この後のシーズンの残り具合などから、当該選手の出場停止試合数などへの影響を考えると、やはりジャッジのところはいくらかコメントが出そうなものだったように思います。
 見事だったのは、この後のPKストップ。そしてこれだけでは終わらない、アディショナルタイムのコーナーキック。
 レッドで退場してしまった鈴木選手の代わりに入った佐々木選手のヘディング。これが入ったと思ったくらいいいシュートと、栃木のいい守備だっだった。そんで束の間、こぼれたボールに飛び込んだのは見木。
 いやぁ。見事だったよな。夜中なの忘れて大きな声が出ちゃいましたよ。

 なかなか見れない試合を見ました。
 夜中に。
 こんな試合みれたんだ。この後の残りのシーズンもまだまだこんなシーンをみたいですね。

 これからは、ほんとに総力戦だし、精神論は足蹴にされがちだけど、プロ同士の試合。技術が高いもの同士の戦いで、決着がつくのはやっぱり最後の最後は気持ちの大きさなんじゃなかろうか。

 これでジェフは5連勝。もっとはやくこの域であってもおかしくなかったけどね。補填しあって最後まで走りきろう。

 次節仙台。フクアリを10000人に。

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