フードロスと子ども達

地球市民の会のミャンマー事業スタッフが書くミャンマーにまつわるエッセイ。第49回は鈴木が執筆しました。

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フードロスについて学ぶワークショップ

現在、日本の中・高生とミャンマーの高校生をオンラインでつなぎ、両国のフードロスについて学ぶワークショップを実施しています。12月・2月・3月の3回講座で、ちょうど第二回が終了したところです。

【国際交流に興味がある学生必見!】ミャンマーの高校生と「食」について考えよう!
https://peatix.com/event/3430765/view

日本とミャンマーのお米を食べる量を比べてみたり、食品をどうやって保存するのかを比べてみたり。ディスカッションもあり、楽しいワークショップになっています。ワークショップで使っているスライドを一部ご紹介します。

日本の高校生が1週間に食べたごはんの量
ミャンマーの高校生が1週間に食べたごはんの量

食べる量の違いがすごいので、大変もりあがりました!

ミャンマーのお弁当。おかずをシェアして食べることに、日本の学生さんはビックリしていました。
冷蔵庫がない家庭が多いミャンマーでは、保存食がたくさんあります。

日本人は、賞味期限や消費期限を気にして買い物をし、少しでも過ぎてしまうと捨ててしまう方が多いようです。一方、ミャンマーでは賞味期限などの表示をなしに売られている物のほうが多いです。たとえ期限が過ぎていても、食べられそうであれば食べています。ミャンマーには、冷蔵庫がない家庭も多くて食品の保存が日本より大変そうです。でも、その分、保存食がいろいろあるようです。(日本も昔は保存食がたくさんありましたね。)

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