フロムの『愛するということ』を読んで、哲学と心理学について考える
愛について考えていたら、YouTubeのオススメにエーリヒ・フロム『愛するということ』の要約が出てきた。ながらで見ていたら何だか面白くて引き込まれてしまい、あっという間にKindle版を購入。その勢いで一気に読んでしまった。
フロムは、愛は与えるもので能動的な行いであるとして、愛は感情ではなく技術であると説く。
本書ではそれを裏付ける背景として、様々な西洋哲学や宗教学的背景にとどまらず、インドのヴェーダンタ哲学やリグ・ヴェーダまで派生して大局的に愛について論じられている。