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難しく考えず、自動化(効率化)始めてみませんか?
QAエンジニアのつーつーです!
約3カ月ぶり投稿です😅
今回はMagicPodについてお話したいと思います!
「E2Eテストの自動化したいけど悩んでいる人」や「自動化しているけどなんかうまくいかないという人」のお役に立てればと🙏
MagicPodについて
MagicPodは自動テストのツールで、プログラミングの経験が少ない人でもアプリの自動テストを行えるというコンセプトを基に開発された、ノーコード型自動化ツールです!
モバイルアプリやWebアプリのテストを支援し、AI技術を利用したメンテナンスや日本語サポートの充実により、利用者のメンテナンスコストも抑えることができます😊
機能概要
MagicPodの機能は、シンプルで充実しています。主要な機能については以下の通りです。
1.テストのレコーディングを自動化
テストケースの編集などでメンテナンスが一部自動化されています。AI技術を用いて、テストの変更点を自動検知できるため、保守コストを削減しやすい仕組みになっています!
2.クロスプラットフォームの実現
一部課金制となりますが、複数のブラウザやデバイスで同時にテストを行うことが可能です。
容易にスケジュール実行もできるため、定期的にテスト実行を行う仕組みが構築しやすいです。
3.テスト自動化エキスパートによるテスト観点
機能一覧も開示されており、導入前後でどのようなテストケースを作成できるかを判断することができます。
機能一覧が開示されていること自体が個人的に好印象🥳
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自動化ってどう進めていくのが良いの?
今回はMagicPodにフォーカスしていますが、MagicPodの優位性やテスト自動化の抑えるべきポイント(成功させるポイント)は下記の3つであると考えています。
1.コスト面(費用対効果)
2.短期的のみならず、中長期的な計画
3.メンテナンス性
では、一つずつ紐解いていきましょ~~~
1.コスト面(費用対効果)
初めはしっかりとした目的があり手段として自動化しましょう!となっていたのに気づけば自動化することが目的になっている。。。
うん。こういうことはよくあることです😅じゃあ、それでいいのか?と言われるとそれは違うよね。
そうならないためにもコスト面は常に意識する必要があります!
【導入前に気にすること】
・自動化するテストケースの実行にかかっている概算コスト(人件費×工数)
・テストケースを自動化する上での概算コスト
・自動化するテストケースのメンテナンスコスト(ケース追加/既存ケースの修正)
・自動化した際の損益分岐点(シミュレーション結果)
【導入後に気を付けること】
・導入前とのコスト面における予実管理
・予実管理によって見えたGAPに合わせて軌道修正
2.短期的のみならず、中長期的な計画容易性
クイックに活動していくうえで、えいや!で始めることを全否定するつもりはありませんが、「こんなはずじゃなかった。。。😭」とならないようにするためにも短期的、中長期的なプランを立てておきましょう!
(期間はあくまで目安です)
【導入前に気を付けること】
・短期的(3ヶ月~6ヶ月)でどのような課題を解決できるのか?
→短期的な課題が解決した時、生まれた余力(工数)を使って何をするのか?中期的な活動に繋がるのか?
・中期的(6ヶ月~1年)でどのような課題を解決できるのか?
→中期的な課題が解決した時、生まれた余力(工数)を使って何をするのか?長期的な活動に繋がるのか?
・長期的(1年~3)でどのような課題を解決できるのか?
→長期的な課題が解決した時、生まれた余力(工数)を使って何をするのか?当初の目的は達成できたのか?
【導入後に気を付けること】
・導入前との計画における予実管理
・予実管理によって見えたGAPに合わせて軌道修正
3.メンテナンス性
ここが肝です!落とし穴がいっぱいあります😅
【導入前に気にすること】
・プロダクトの機能改修時におけるメンテナンスコスト
・四半期に1回などテストケース見直しのコスト
・誰がやるのか?誰ができるのか?運用ルールの整備
【導入後に気を付けること】
・メンテナンスコストに関する計画の予実管理
・予実管理によって見えたGAPに合わせて軌道修正
☆メンテナンス対応可能者を増やす
お気づきかと思いますが、要約すると
・当初の計画に対するGAPを認識して軌道修正すること
・メンテナンス(一緒に活動する人=協力者)を増やすこと
そして今回あげているMagicPodはノーコードで操作できるため、非エンジニアメンバーでも簡単に習得することができます。
自由度やプロダクトとの相性、費用面などで実現させるチームの組織力に応じて検討していく必要がありますが、クイックに導入していくことや長い目で見た時にMagicPodに限らずノーコードツールを活用することは結構メリットがあると思います。
例)より自由度を求め、難易度の高いツールに切り替えとなった際はスコープを定義したうえで、非エンジニアメンバーに移譲しやすいという点
これは個人的には魅力的にうつりますね~~😊
サポート体制などについて
話を戻しまして、MagicPodは日本語に対応したサポート体制を持ち、以下のような支援を提供しています。
1.日本語ドキュメントの充実
日系企業ということもあり、日本語ドキュメントは充実しています!
2.カスタマーサポートの充実
問題が発生した際にも早急に問題解決のサポートを受けることができます!
遅くても2営業日以内にはレスポンスが返ってくるので、困ったときに問い合わせができる点もすごく良いです😊
MagicPodの一番の魅力
各ツールで魅力的なポイントは多岐に渡ると思います。今回ピックアップしているMagicPodの一番の魅力はズバリこれです!
テスト実行回数無制限💪
これ、どのプランでも実行回数無制限なんです。本当に心強い😭
自動化において、契約プランの縛りによってケースを作り切れなかったり、実行しきれなかったりなど運用していくうえで壁に当たるであろう事象も「テスト実行回数無制限」という条件によってあらゆる側面で自動化推進の背中を押してくれます!!
この方針はこれからも続けてほしいので、MagicPodさん頑張ってください🙏🙏🙏
まとめ
自動化って楽しいんですよ!
うまくいったときの「よしっ!」って感じがたまらんwww
でも夢中になり過ぎて、気が付くと自動化することが目的になってしまって、本来の目的を見失ってしまうことはよくあるんですよね😅
とはいえ、世の中のビジネススピードはどんどん速くなっています。
そんな中で自動化という手段をうまく使って、世の中のスピードに追従できるような仕組みを自分達で作っていきながら、生まれた時間で新しい技術に触れていきたいですね😊